2023/02/18(土)脂肪を代謝する体質

回路自体はTCA回路なので滞ることはない。滞ったら糖質の代謝も滞るので大変なことになる。

じゃぁその前段か。リパーゼが足りないなんて事があるか?アセチルCoAが不足する事があるか?カルニチンが不足することがあるか?そもそも代謝回路が不活化する事があるか?

ねーわ。少なくとも普通に食事をしていたらメチオニンは不足しない。不足したら脂質代謝なんてレベルじゃなく大変なことになる。

ていうか、並べてみたら全っっ部滞ったり活性が下がったりしようがない機能しかない。

2023/01/21(土)「脚が売り切れる」枝葉の片鱗を理解した

脚が売り切れるってなんなんでしょうね。フルマラソンを走った方は全員経験してると思いますが、どういう生理現象なんだろう。

感覚的には乳酸が溜まった状態によく似ているけど、フルマラソンのペースは乳酸作業閾値の遥か下なので主要な筋肉で乳酸が湧く事もないし、多少湧いた所ですぐに処理されてしまう程度のはず。よくわからん。自分の場合、脚が尽きるときにはお尻の外側から下の部分にかけて、大殿筋が動かなくなって終わる。

で、30kmのペース走をしてきた。設定は4:20/km。

最近の股関節の不調の原因が内転筋を使えていない事にある気がしていたので股関節が外に広がらないように意識して走っていた。疲れると広がってしまうので、まだクセ付けや筋力が足りないんだろう。

27kmくらいで脚が尽きそうな予感が出てきた。乳酸に似ているな、と思い深呼吸してみる。息が上がっているわけでもなく心拍が高いわけでもないので、酸素を取り入れたところで特に何も起きず。

ふと気づいたのが、股関節が外に広がっている。内側に締める意識をしたら大殿筋の負担がちょと減った。そんな気がした。なんとなく。そこはかとなく。実際、そこからちょっと余裕を持ってペースを上げられるくらいで走り切れた。

結局脚が尽きるという事がどういうことなのかはわからない。フォームによって負荷が集中してしまうか所がある事と、その緩和という策は得られた。

以下駄文。

pH だろうか?乳酸が湧くと酸性に傾くらしいので、これが疲労として現れるのはなんだか筋が通っている気がする。走る前や補給でビタミンCやクエン酸を摂るといいのかも?クエン酸といえば、梅干し2個で5g摂れるらしいんだけど、クエン酸の重さを計ってみたら 5cc で 5g だった。5ccって、1Lの水に溶かしてもかなり酸っぱい量。どんだけ摂ればいいんだ。

クエン酸について調べてみた。

「クエン酸は酸性だけど体内をアルカリ性にします」の機序が気になったのもある。結果、クエン酸が体内をアルカリ性にするのは嘘だった。

正しくはクエン酸Naやクエン酸Kなどのクエン酸塩が体内をアルカリ性にする。弱酸性残基と強アルカリ塩の化合物なので、そもそも体内に入る前からアルカリ性。クエン酸塩で体内がアルカリ性に傾き、クエン酸ではアルカリに傾ける効果はなかった、という研究データもある。超絶わかりやすい。納得。

「クエン酸が体内をアルカリ性にする」の根拠で見たのは、「強アルカリの膵液と混ざってクエン酸ソーダになるのでアルカリになります」というもの。収支という概念がない世界線の話だった。

クエン酸塩について、クエン酸回路に入ることが必要なのか不必要なのかよくわからない。クエン酸回路に入ることが必要ならクエン酸Naがいいだろうし、クエン酸回路に入らなくていいなら炭酸水素Na飲めばいいだろう。pH緩衝材として緩やかに液性を変化させるように働くので、急にpHが上がる事もないはず。

クエン酸と重曹を混ぜるとクエン酸ナトリウムと炭酸になります。ポカリを混ぜたら、甘みを感じやすくなった気がする。うまい。

2023/01/14(土)続・ぬけぬけ病?

ぬけぬけ病の続き。

不調ながらハイテクハーフマラソンは80分を切ることができた。ネットタイムだけど。
右足の接地が外側に広がらないように、接地のタイミングで力が抜けていないように気をつける事で走りきれた。


普段はハーフのあとに休む事はないのだけど、しばらく休足してロング走に行ってきた。
出だしは右脚を意識するので疲れる。なるべく脱力を心がけて、7kmくらいから力が抜けてきた。
で、ふと気づく。
右脚の接地を、なるべくフラットに着こうとしてもうまくいかなかった、というかフラットについているつもりでも衝撃を吸収できるポイントが見つからなかった。
「足底アーチの3点で接地する」という意識で色々解決した。

3点で接地すると
  • 正しいフラット接地に近い動きができる
  • かかとの内側から着いてしまうような左右のブレもなくなる
  • 足首やふくらはぎのちからで路面を蹴り出す事がむずかしいので、やらなくなる
いい事づくし。

メモっておこう。

2023/01/08(日)ぬけぬけ病?

横浜マラソン以降右足股関節が痛む。

右足股関節に力が入らない?
ジョグシューズでゆっくり走る時にはあまり気にならない。
高反発シューズで走ると股関節が脚を支えきれない感覚がある。

気がつくと、右足の接地がずれている気がした。
リーチアウトしている。
リーチアウトしているのか?
引き込もうとしても、接地に重心がしっかり乗る感覚がない。微調整をしてみてもしっかり乗るポイントが見つからない。びたんばたんと不細工な音を立てて着地してしまう。

気がついた。
右足股関節に力が入っていないなら、過剰に力むかもしれないが力を入れると走れる。
内転筋で内側に引き寄せてやる。
路面を支えて、路面反力が返ってくる感覚があった。

股関節全体的に力が抜けて、内転筋も、中殿筋もゆるんで脚が外側に開いていたようだ。
ガニ股のように外に開く状態でもあり、外側に広がってしまう状態でもある。
緩んだ状態で接地を受け止めるので、傷む。
  • 股関節が緩まないように力を入れて引き締める。
  • 足は拇指球でしっかり踏む。小指球側からの接地にこだわりすぎて拇指球への重心移動が疎かにならないように。
  • ハムストリングの内側の力で路面を送り出す感覚で。若干内股の力の入り方になる。
こんなもの、ほぼ無意識で協調して動くものなんじゃないのか。
これを常に意識して動かすのはしんどいなぁ。

2023/01/03(火)川崎国際駅伝2022と学生さんのフォーム

川崎国際駅伝。
市民ランナーが参加する大会の中では屈指の速さを誇る駅伝大会。
42.195km を 2:30で走ると、だいたい真ん中くらいの順位に入る。https://kawasakikokusaiekiden2022.jimdofree.com/

とにかく速い。学生さんたちは速い。
普段おじさんや市民ランナーの姿しか見ないので、たまに見る学生さんたちは走る姿がすでに違う。
普通の大学陸上部員 >>>>>> 超速い市民ランナー

何が違うのか。バネが違う。バネとはなにか。バネとは股関節。
自身の体感でいえば、骨盤で前後に漕ぐ力。

習慣的にランニングドリルをしているか、していないかが大きな違いに出る気がした。
Kenya form Running

バネとか瞬発力とかは、大幅に伸びるのは成長期だけ。
あとは徐々に。なので無理せずコツコツ続けるしかない。それか成長ホルモン剤ドーピング。

シングルレッグハイニーします。
あと、ヒップスラスト。