2025/06/03(火)垂直に力を加える

最近、師匠の教えというかポロッと漏らした一言から今までより良い軸を作れて来た気がしている。「走るときにポップコーンスキップの感覚を持つ」。上半身の反りをなくして真下に向かって接地する感覚が強まってきた。後ろに向けての横方向の力は今まで以上に使わない。

そこで不思議というか意外だったのが、真下に踏むほうがおしりやハムの筋肉が使われるという事。上体を反っているときの方が背面の筋肉を使う感覚がある。弓反りになる方が後ろに向かってぐいーんぐいーんと力を込められる気がする。

真下に力を加えていると、力を入れている感覚はないんだけど筋肉は疲労してる。更に謎に思うのが、ハムストリングスの刺激も入っている。ハムって後ろにぐいーんと蹴ったときに一番使われそうなんだけど、真下に短い接地で踏んでいるときの方が強い刺激が入っているらしい。

軸足を固めるんだけど、股関節の柔軟性による衝撃吸収もちゃんと動かさないといけない。ここまで固めてしまうと怪我につながる。股関節を固めたままドンと踏むのではなくて、踏む瞬間はやわらかいんだけど落ちきる前に固めるような感じかもしれない。ふわっと踏むんではなくドンと踏みつつやわらかい。矛盾した言葉にしかならない。

誰か何か語ってそうだけど見つけられていない。きれいに言語化できない。こわだくんか誰かが言っていた「ちゃんと落とす意識も大事」というのとつながる気がする。

ポップコーンスキップは遊脚を支持脚の真横に落とすドリルだと思っている。最も反発が返る接地になる。実際に走っているときには体が移動しているから接地位置は前に進むが、体幹との相対的な位置は常に同じ場所に接地しているしそれは両脚とも同じ位置。という意識。