2022/10/08(土)メモ
基本
脚は引き上げる。振り上げるのではない。そもそも振り「上げる」事はできない。振っているというだけあって、低い軌道を往復移動しているだけで、上がってはいない。
疲れてくると起伏やちょっとした段差に足が当たる。このとき、脚が振り上げられている。
大腰筋ではなく、筋膜張筋で引っ張っている。
引き上げる、と直接的に意識するよりも、「真上から落とす」という動きを意識する方が自然とうまい軌道で脚が動く気がする。
大腰筋の意識。
バイシクルクランチ。レッグレイズ。
レッグレイズは大腰筋の代表種目だけど、意識を置くのは意外と難しい。
バイシクルクランチが自分には合っている。
スピードを上げるために
支持脚を押し切る。ハムストリングの力が必要になる。お尻とハムの境目あたりの力。
普通だけどスクワット。
支持脚を押し切りつつ、骨盤を挙上させる。
中殿筋、腹斜筋が足りない。
特に腹斜筋はロングレースでは絶対保たない。
ロシアンツイストやトルソーローテーションで鍛える。
このあたりを意識しながら走ると、キロ5:00~4:30のジョグでもスピードを上げられる。
2022/08/13(土)ランニングフォームと筋トレと再現性
段々とランニングフォームを理解してきたつもりでいる。
実際に怪我をする事がなくなって、記録も伸びているのでつもりだけでもないと思う。
1,000m が 3:02
5,000m が 16:39
42.195km が 2:58.26 (フォームを理解し始めるちょっと前)
フォームは細かい部分を省けば言葉としては単純で、
- 支持脚を担当する筋肉は関節を固定して動かさない事が役割。
- 推進力を担当する筋肉は単純な収縮ではなく、負荷が掛かった状態での瞬発力が役割。
- 繰り返し運動なので、後ろに蹴った脚を引き戻すのが大腰筋。
唯一、大腰筋だけが単純な収縮運動をしている。
2022/05/04(水)股関節
書いた頃は理屈の正当性に不安を抱いていたけど、今(2022/05)ではかなり的を得ている自信がある。
ハムで漕がない、に関してはどうなんだろう。エリウド・キプチョゲはほぼ股関節しか使っていないように見える。大迫傑はハムストリングスを使った挟み込みの動きも多分に使っているように見える。
以下、2021/08 当時の下書き。
股関節で路面を下方向に押す。
足首で蹴らない。膝で押さない。ハムで漕がない。
よく言われる事なんだけど、なかなか難しいと思う。
25年のブランクを経たおじさんの筋力や瞬発力というものは一旦リセットされている。リセットされた上に、実践の中で筋力が付いていく事に期待するのが難しい年頃。走るだけでは走るための筋力が身につかない。悲しい現実。
股関節で地面を押す前に、股関節を固定するためのインナーマッスルが強くないといけない気がする。小殿筋とか?股関節には殿筋群の他にも細かい筋肉がたくさんあって、自分でもどこの筋肉を使っているのかよくわからない。
乗り込んだ上で姿勢を保つには腸骨筋とか?そのあたりの筋力がないと、接地した拍子に腰が落ちてしまう。直立よりやや弓なりの姿勢で路面からの衝撃を受け止めるために、弓なりになりすぎないように抑えるようなそんな感じ。
股関節だけで押すというのは結構力が要る。とはいえ意外と押せる。と同時にやっぱり疲れる。あと、デカいだけに温まるのに時間がかかるかも。5km以降から動きが良くなったりする。
股関節で押すと他の箇所への余計な負担が掛からない。怪我の原因になるような負担がぐっと減る。
足裏の使い方を半年ほど間違えて、走るたびに中足骨や足裏の疲労や痛みが出ていたんだけど、これも修正できてきた。まっすぐ真下に押してやると、接地の時の重心の位置も正しくなりやすいみたい。
勝手に良くなるわけではなく、意識して修正したんだけど。
特に左足の接地は以前からうまく出来てなかったけど、脱力をしつつちゃんと足裏のスイートスポットで着地できるようになってきた。怪我のリスクとか、走った後にどこかが痛くなるような事がさらに減った。まだ足裏に疲労が残りやすいけど、怪我につながるレベルではなくなった。
2022/05/04(水)股関節のバネ?
去年の8月からこんな事を考えていたのか。まだ身に着け切れずに考えている。
股関節を主体として使って走ると、衝撃の吸収も股関節で賄われるような気がする。
足底は力を入れすぎないように脱力しているし、膝やふくらはぎは使っていない。
股関節は真下からの突き上げに対して衝撃を緩和するようには動かない気がするんだけど、実際は吸収できている気がする。
真っ直ぐに立っているけど、腰から上は若干反っているようにも思う。これは、実際に意識して走ってどうなっているか確認しないとわからない。
路面を押す、というが、弾むような瞬発力も出せるようになっている事に気がついた。
真下に向かって踏む、という意識で走っているんだけど、股関節は真下に向かって動くんだろうか。
こういう事か?
http://athlete.evolu.co.jp/wp/14551
体感した後に文章を読むと飲み込めるけど、自分で体感していないとピンと来ないかもしれない。
ドリルを通して、一歩一歩体感できるような体系が組まれていると良いんだろうな。
余談
足部が底屈しているか背屈しているかでフォアかミッドかを分類するなら、間違いなく自分はミッドフットだ。底屈はしないように心がけている。といっても反るほど背屈してもいない。ニュートラルな位置でリラックスしつつ待ち構えてる感じ。どちらかというと背屈している気がする。
「路面を掴む」とよく言われるけど底屈は全くしない気がする。路面を押す力と相殺するから底屈しないのではなくて、底屈の方向にそもそも力を入れていない。
2022/05/04追記
「足部が底屈しているか背屈しているかでフォアかミッドかを分類」
って多分誰かが言っていた事に反応して書いたんだと思うけど、こんな分類はありえないなぁ。
リンク先の記事か。足部じゃなくて足首なら意味が通るね。
自分が足部の底屈、背屈といった場合には足底の動きを想定しています。
日本語ムツカシイね。
2022/01/24(月)網野さん?
アミノ酸サプリメント
面白いな。
HMBとはBCAAのロイシンの代謝物。
筋合成のトリガーになって欲しいからBCAAを摂る。
BCAAが筋合成のトリガーになるのはロイシンがHMBの誘導体であり、筋合成の直接のトリガーがHMBだから。
吸収効率や代謝効率に違いがあるからわざわざロイシンではなくHMBを摂取する。
なんでBCAAとHMB混ぜたん??
つーかぶっちゃけ、おクスリ使うレベルの筋成長に追いつこうってんでもなければ、変わんないでしょ。
ましてやランナーの筋合成に対する生理的な要求はHMBの大量摂取に期待するより遥かに低い。
アミノ酸スコアでよく言われるけど、制限要因、充分要因っていう概念が世の中にはある。小学校で習ったはずだけど、水をたばだばかけたら花が早く育つとか、日光をガンガンに当てたら巨大ひまわりが咲くとか、二酸化炭素を充満させたらジャングルみたいに葉が茂るとかそんなこたぁない。
必要な量を超えた分の効果は発揮されないし、他の要素が足りてなければ足りない要素に合わせた効果しか発現しない。
ま、カサ増ししたかったんだろうな。
すべてのアミノ酸はタンパク質の代謝物。
消化吸収の時間が惜しいからアミノ酸の形で取る。例えば朝イチ、例えばトレーニング直前。
なんでプロテインとアミノ酸混ぜたん??プロテインに引っ張られてアミノ酸の吸収効率消えたよ。
一緒に飲むな、飲んでもいいけど意味なくなるぞってさんざん言われてるじゃん。
アミノなんちゃらっていう看板を立てたかったんだろうな。
シトルリン、アルギニンはパフォーマンスアップのために摂取する。
最近流行りのNOブースター。血流が増加してパフォーマンスが上がるとされている。
なんでプロテインに混ぜたん??
運動30分前にプロテイン飲むの?ランナーが?しかも運動ってランニングだぜ?
これは、まっとうな意図も邪な意図すらもよくわからん。
WPIプロテインならそう表示すると思うけど、表示なしって事はWPCだよね。
こんな高価なWPC見たことないわ。どんだけボッたくりだよ。
馬鹿から金を毟る商売は美味しいですよね。