2025/09/07(日)おしりを使うとは

『おしりを使う』という常套句があるが、結構勘違いをしていた。

おしりを使うとなると、股関節ごと前後に動いておしりの力で地面を後ろに蹴ってやる、と考えていた。考えがちなんじゃないだろうか。わからんけど。

後ろに蹴るのではなく、あくまでもおしりの力を使って真下に踏むのが正解なんじゃないかと今は考えている。

真下に踏むとは、脚をピストンの様に縦に動かして路面を押してやる事ではない。足首や膝の角度は変わらないまま、股関節を軸に脚が弧を描く動きでちょうど真下に来たタイミングで路面に接地する。

言葉だと難しいので、バウンディングをしたら良いと思った。バウンディングをしてみると、脚をピストン運動しても力が発生しない事を体感できた。股関節を軸に脚が弧を描く以外の動きをなくす意識を持つほうが路面を強く跳ね返せて変な方向の負荷がない。負荷が高い動きだから、と敬遠する動きもあるけれど上手いこと段階を刻むことはできないものだろうか。

長い距離をケンケンして、股関節が使えていれば疲れないけど脚を使っていると10歩くらいで疲れるとかそういう極端にわかる段階を踏まえてみたらいいのかな。