2021/07/04(日)拇指球と小指球

サンダルを履いたり、バネのある走りを心がけたりして、足の使い方をいじっていた。
多分半年くらいいじっていたように思う。
主に拇指球に乗る、というイメージを育てていたんだけど、これは間違いだったみたい。

サンダルを履くようになって、足裏が火照ったり、擦れてマメができたりという事は最初の数回でなくなったし、4:00/kmで走れるようにもなった。ほぼシューズを履いているときと同じ走りができる。
ただ、足の甲に痛みが出る。以前から左足に痛みが出ることはあったんだけど、だんだんと両足とも痛むようになってきた。

使っていない筋肉が強くなったら収まるのかな?と思って走っていたけど収まる気配がないし、どうやら間違った足の使い方をしているから痛むようだ。
MP関節の屈曲に逆らわないように踏む。小指にも乗る。

ナイキフリーで速いペースで飛ばせるようになった頃の動きに戻った。
ただ戻っただけじゃなく、良し悪しを理解した上で戻ったので良しとしよう。


小指に乗ることは股関節の外旋にもつながるけど、これはそもそも接地が重心の真下あって初めて成り立つ。リーチアウトして接地が長いまま捻ったら、多分怪我しちゃう。

2021/06/22(火)厚底を履こうと思う

しばらくマンサンダルで走って、足底のトレーニングや接地の仕方を鍛えられたと思う。
ただ、ちょっと自分には過負荷になる部分が否めない。

足底の筋肉が張るのはサンダルを履いた人みんなが感じることだし、よくストレッチしてあげれば回復する。
足の甲まで痛みが出てしまうとしばらく治らない。走れない程ではないんだけど、休ませないと痛みや違和感が消えない。多分筋肉が疲労してうまく衝撃を吸収できないまま走るせいで無駄に傷めているんだと思う。

頻度を減らして、週イチ程度にしようと思う。
この時期なら雨の日だけにするとか。

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2021/06/10(木)指力!

久しぶりに厚底で走った。
ナイキ リアクトインフィニティFK初代。

リアクト素材はクッショニングに着目されるけど、弾む。
うまく弾む接地位置を見つけると、軽く4分フラットまでペースが上がる。

接地は普段から見失いがちでいまだに掴みきれないけど、またヒントを得られた。

足首は蹴らない。一切蹴らない。
脚はスイングしない。
足底の重心移動もしない。スイングを一切しなければ重心は移動しない。理屈で言えば当たり前。重心が移動するということはそれだけスイングしているから移動する。

足底の重心移動は意図的には行わないとはいえ、多少は動く。
外くるぶしの真下で接地して、拇指球で終わる。拇指球をピークに指先に抜けていくのではない。
真下に踏んで、アーチの反発によって拇指球で跳ねる。なので、荷重は拇指球まで届いているが、重心はむしろ拇指球まで移動しない。重心は縦アーチの上にある。
接地時間が短い、とはそういう事。地面を突いているだけ。

指は路面方向に押し込まれるているけど、重心が前足部まで来ていないので荷重は無い。無荷重。
指力ゼロ。

拇指球を踏みつけて蹴るのではなく、アーチで反発するために拇指球に荷重が掛かる。
同じようで、全く違う。

未来の自分に対するメモとして書いているけど、通じるんだろうか。

2021/05/30(日)課題とサンダルランニングで得たいもの

要約するとこの辺とかに書かれている事を身に着けたいという事なんだけど。
https://man10000.hatenablog.com/entry/20151113/1447394036
  • サンダルに慣れる過程で、豆や皮膚の厚皮を伴わせない
    • 厚皮したから痛くない、というのはシューズを履いているのと変わらない
    • スイングしない走り、摩擦を発生させない走りを身につけるためにサンダルを履く
    • サンダルを履くことをゴールとしてその過程は何でも良い、というものではない
  • 「エコノミック」を取り違えない。
    • 必要な筋力、瞬発力を発揮した上でむしろそれらも含めて総体としていかに省力できているか、がランニングエコノミー
    • 脚作りが出来てないのに走れる、という魔法のランニングエコノミーは存在しない
  • 足底筋のバネ
  • 重心が正しくなる事によって中殿筋大殿筋の強化
    • 正しく路面を押せるようになる程に、途中で力が後ろに逃げず最後まで踏めるようになる
今の所、親指の皮膚は厚皮しそうな気配がある。
ある程度はしょうがないのかという思いはある。反面、慣れるにつれて摩擦が減ってきている感覚もある。
釣り合う点があるのか、そもそも厚皮は不要なのか。自分の体の反応で確かめたい。
かかとの摩擦は無くなった。フォア寄りになったからなのか、真下に踏んでいるからかかとの摩擦が減ったのか。両方かもしれない。

重心を正しく、真下に踏む動きについては、トラックレースで前が詰まってしまったときの感覚が意外と役に立った。足を前に出せないので仕方なく真下に着く。これが実は正しい。
左足が重心より前に出る癖はまだ消えないので引き続き意識する。平坦な路面だとほぼ問題ないけど、下り坂になるとブレーキを掛けたい気持ちと相まって左足が前に出がち。

サンダルに頼らず解決していきたい課題として、路面を踏むタイミングで遊脚と支持脚の膝が揃う程度に挟み込みを意識していきたい。スプリンターのように接地のタイミングで引き上げが完了している程の動きはいらないけど。