2021/06/22(火)厚底を履こうと思う
ただ、ちょっと自分には過負荷になる部分が否めない。
足底の筋肉が張るのはサンダルを履いた人みんなが感じることだし、よくストレッチしてあげれば回復する。
足の甲まで痛みが出てしまうとしばらく治らない。走れない程ではないんだけど、休ませないと痛みや違和感が消えない。多分筋肉が疲労してうまく衝撃を吸収できないまま走るせいで無駄に傷めているんだと思う。
頻度を減らして、週イチ程度にしようと思う。
この時期なら雨の日だけにするとか。
サンダルを履く中で色々とフォームについて考えました。
- 足首を返して蹴らない。
- 脚をスイングして走らない。
- 脚は真下に向かって踏む。
- 足底の力で反発する。
そこは今後、うまい具合に力を抜きつつ力を使えるようになるのか、要らん、と気づくのか走りながら考える。
マンサンダルでアスファルトや河川敷の砂利を走っていると、疲労とダメージの蓄積がえぐい。
6/12のYOKOHAMAシーサイドマラソンに出走したんだけど、前の週はサンダルを控えてリアクトインフィニティを久しぶりに履いた。
そこで。上に箇条書きにしたフォームとシューズの反発を一番もらえるフォームが重なった。
うまくハマるとリアクトインフィニティのソールの反発がえぐい。
さらに、シューズの反発をもらうためにさらに正確な動作が必要なことを感じて動作を改善したら、ものすごい反発を得てスピードが上がるし疲労しないしどこかが痛む事もなくなった。
足のスイングを使わないのは、ホントにゼロにするんだ。ふくらはぎの力で足首を返して路面を蹴る動きはホントにゼロにするんだ。ということを感覚として理解した。今までも意識はしていたし、大体出来てきていたことなんだけど、全くのゼロにする事が正しいという確認を得られた。
今も左足の足首を使ってしまうことがある。
真下に踏んでいるし、足首も使っていないという意識で走っているけど、更に、スイングを全くのゼロにする、という意識が加わると、アキレス腱の負荷がなくなる。今までかかと周りのアキレス腱付着部に違和感や痛みが出る事があったけど、それがなくなる。
脚の軌道とか、動きの変化はごくわずかで、自分でも認識はできない。それでもアキレス腱の負荷は全く変わる。多分これは見た目ではわからない。人に教えたり、人から教えられたりすることは出来ないと思う。
YOKOHAMAシーサイドマラソンは 1:26:25 で走れた。
こんなペースで走った事もなければ走れる気もしてなかったけど、めっちゃきつくて垂れそうになったときに 4:10/km で走れていたのは、厚底で設置感覚を掴めたおかげだと思っている。今までより楽に速く走れている。
股関節の力だけで走っている感覚。
股関節周りの筋肉なんてものすごく大きいので、まだまだ伸びしろを感じる。
使い始めなので持久力を伸ばせる感覚があるし、単純に出力を高められる感覚もある。
伸びしろしかない。
おまけ
Garmin のスマートウォッチでVO2Maxを推定できるけど、これは多分心拍数とペースの比率で計算している。単純にいえば、低い心拍数で速く走ればVO2Maxが高い。股関節の力で走るようになって、肉体能力自体はさほど上がっていないけど VO2Max が 60 に上がった。ランニングエコノミーが上昇したという事だと思う。