2021/06/22(火)厚底を履こうと思う

しばらくマンサンダルで走って、足底のトレーニングや接地の仕方を鍛えられたと思う。
ただ、ちょっと自分には過負荷になる部分が否めない。

足底の筋肉が張るのはサンダルを履いた人みんなが感じることだし、よくストレッチしてあげれば回復する。
足の甲まで痛みが出てしまうとしばらく治らない。走れない程ではないんだけど、休ませないと痛みや違和感が消えない。多分筋肉が疲労してうまく衝撃を吸収できないまま走るせいで無駄に傷めているんだと思う。

頻度を減らして、週イチ程度にしようと思う。
この時期なら雨の日だけにするとか。

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2021/06/10(木)指力!

久しぶりに厚底で走った。
ナイキ リアクトインフィニティFK初代。

リアクト素材はクッショニングに着目されるけど、弾む。
うまく弾む接地位置を見つけると、軽く4分フラットまでペースが上がる。

接地は普段から見失いがちでいまだに掴みきれないけど、またヒントを得られた。

足首は蹴らない。一切蹴らない。
脚はスイングしない。
足底の重心移動もしない。スイングを一切しなければ重心は移動しない。理屈で言えば当たり前。重心が移動するということはそれだけスイングしているから移動する。

足底の重心移動は意図的には行わないとはいえ、多少は動く。
外くるぶしの真下で接地して、拇指球で終わる。拇指球をピークに指先に抜けていくのではない。
真下に踏んで、アーチの反発によって拇指球で跳ねる。なので、荷重は拇指球まで届いているが、重心はむしろ拇指球まで移動しない。重心は縦アーチの上にある。
接地時間が短い、とはそういう事。地面を突いているだけ。

指は路面方向に押し込まれるているけど、重心が前足部まで来ていないので荷重は無い。無荷重。
指力ゼロ。

拇指球を踏みつけて蹴るのではなく、アーチで反発するために拇指球に荷重が掛かる。
同じようで、全く違う。

未来の自分に対するメモとして書いているけど、通じるんだろうか。

2021/05/30(日)課題とサンダルランニングで得たいもの

要約するとこの辺とかに書かれている事を身に着けたいという事なんだけど。
https://man10000.hatenablog.com/entry/20151113/1447394036
  • サンダルに慣れる過程で、豆や皮膚の厚皮を伴わせない
    • 厚皮したから痛くない、というのはシューズを履いているのと変わらない
    • スイングしない走り、摩擦を発生させない走りを身につけるためにサンダルを履く
    • サンダルを履くことをゴールとしてその過程は何でも良い、というものではない
  • 「エコノミック」を取り違えない。
    • 必要な筋力、瞬発力を発揮した上でむしろそれらも含めて総体としていかに省力できているか、がランニングエコノミー
    • 脚作りが出来てないのに走れる、という魔法のランニングエコノミーは存在しない
  • 足底筋のバネ
  • 重心が正しくなる事によって中殿筋大殿筋の強化
    • 正しく路面を押せるようになる程に、途中で力が後ろに逃げず最後まで踏めるようになる
今の所、親指の皮膚は厚皮しそうな気配がある。
ある程度はしょうがないのかという思いはある。反面、慣れるにつれて摩擦が減ってきている感覚もある。
釣り合う点があるのか、そもそも厚皮は不要なのか。自分の体の反応で確かめたい。
かかとの摩擦は無くなった。フォア寄りになったからなのか、真下に踏んでいるからかかとの摩擦が減ったのか。両方かもしれない。

重心を正しく、真下に踏む動きについては、トラックレースで前が詰まってしまったときの感覚が意外と役に立った。足を前に出せないので仕方なく真下に着く。これが実は正しい。
左足が重心より前に出る癖はまだ消えないので引き続き意識する。平坦な路面だとほぼ問題ないけど、下り坂になるとブレーキを掛けたい気持ちと相まって左足が前に出がち。

サンダルに頼らず解決していきたい課題として、路面を踏むタイミングで遊脚と支持脚の膝が揃う程度に挟み込みを意識していきたい。スプリンターのように接地のタイミングで引き上げが完了している程の動きはいらないけど。

2021/05/26(水)トーガっていうらしい

TOE-GA(トーガ)をやってみよう

指で地面を掴むのではなく、足の裏全体で地面を掴む感覚で行うと吉。
親指はできるけど、他四本の指は感覚が掴みづらい。

何が変わるかというと、足の裏全体で地面をつかもうと力を入れるとアーチが高くなる。
指だけに力を入れて指で地面をつかもうとしてもアーチは上がらない。
拇指球、小指球で地面を押してやるのが基本だけど、さらに指も含めた「面」で押してやる感覚を持つとアーチが更に高くなる。握るのではない。

マンサンダルで連日走って測定に疲労が蓄積していると、筋肉が固まった状態から歩き出すときに痛みがあったりする。親指も使って面で押す感覚だとそれも軽減される。それが正しいという事なんだろう。

これは良い地味トレ。

2021/05/22(土)駒沢公園にて

ナイキのインビンシブルランを履いて走っている様子を初めて見た。
デタラメな接地でミッドソール素材が変な方向に変形して、それでも信じられないくらいバウンドしてた。
かかとが真横に飛び出すような変形もおかしいし、かかとに一番荷重がかかるのもおかしいし、荷重が真下じゃなさすぎる絶対やばい走り方。
ホントにリアクトインフィニティと同じくらい怪我が減るのかな。絶対履きたくないと思った。

...というか、リアクトインフィニティも、そのシューズを履いていれば怪我が減るだけで、怪我をしないフォームを身に着けてくれるシューズではないんだよね。初心者の頃は大好きで履いていたけど、今はランニングフォームを見失うので履かなくなった。ちょうど700km走ったので引退させてもいいかな、と考えてる。
耐久性が高くて、700km走ってもアウトソールは全然減ってなくて角が残ってるほどなのでもったいないけど、履かないんじゃしょうがない。

正しくなければ走れない、っていうのが正しく怪我を減らすシューズだと、思う、よ。
その意味ではマンサンダルが最高。

毎日のランニングでスピードが出なきゃ嫌だ、という人は考え方を直した方が良いと思う。

逆に、今まさに自分が意識を置いている、MP関節で路面を跳ね返す走り方の超ハイレベルな人を見かけた。
ほんとに一瞬しか接地してない。小指球から拇指球への動きはあるんだろうけど、ほぼ拇指球だけで路面を跳ね返しているように見える。アレが理想か。