2020/08/15(土)ベアフット
自分はナイキフリーが大好きで、足裏の疲労がなく10km以上走らない速く走らない場合は好んで履いている。足裏の荷重のかかり方、重心の動きがよく分かり、フォームが整う。
今、ランニングサンダルが流行っているようだけど、これがよくわからない。
ソールが薄く屈曲しやすい事の重要性はよく分かる。アッパーがない事によるメリットが「涼しい」くらいしか浮かばない。デメリットは腐るほどある。
- 小石程度でもぶつかると怪我をする
- 自分の足が内側にぶれてぶつかるだけで怪我をする
- すすきの葉っぱでも怪我をする
- サンダルが脱げないように、無意識に指を反らせてしまい変な力が入る
「廃タイヤを再利用して作ったサンダル」は発祥からして最近生まれた苦肉の策であり、伝統や積み重ねによる合理性が育つような歴史は積まれてない。良いものであるかどうか、何も言えない。
ていうかマジで、調べてみてもアッパーがないメリットが「涼しい」以外に見つからない。サンダルで走ると玄人っぽくてかっこいいからサンダルで走ってるだけなの?
答えっぽいものがあった。
「足の裏の皮膚が薄いうちはビブラム等を履いて、慣れて来たらサンダルを履くのがよい」
なるほど。薄いソールで走るから良い効果がある事を期待しているのではなく、裸足で走る事そのものが目的というケースがあるらしい。
わざわざサンダルを履いているのに、正直に着地すると足裏が痛むからか扁平足を加速させるようなガニ股ベタ足で走るおじさんを見かけてから、そういう人を増やしてしまっているなら安直なサンダルの推奨は害悪という側面があるな、と思っている。
自分のレベルに合わせて、ウィンドスプリントとかのアップ用フラットシューズ、ナイキフリーのようなベアフットシューズから始めるのがいいんじゃないかと思っている。
なにより、「なんでベアフットシューズを履くのか、メリットを享受できているのか」を自分で確かめないと、無駄に怪我をするだけになりそう。
烈海王のベアフットが強い事に疑いは抱いていない。