2011/09/02(金)メモ:楽譜の電子化

楽譜データとして電子化することは諦めて、画像ファイルとして残してみた。
  1. 楽譜をスキャン
  2. 余白を削除したり、ゴミノイズを消したり
  3. サイズと品質と互換性を考えながら画像フォーマットを選ぶ
という流れ。
作業には GIMP Portableを使ってみた。

スキャンする際に、スキャナや画像ソフトによってモードを選べるようだ。手元のCanon MP500では、モノクロ、グレースケール、カラー、カラー(文書、表)、テキスト(OCR)という5つのモードがある。テキスト(OCR)モードで取り込むことにした。このモードだとアウトラインをくっきりと読み取ってくれるようだ。他のモードだとト音記号が潰れたりするけれど、このモードならそういった問題は起きない。
解像度は300dpiにした。モニタで見る事が主眼なので150dpiで充分かと思ったけど、これだと視認性がギリギリで、拡大縮小に耐えられるのは300dpiだった。これ以上高い解像度は不要みたい。

スキャン後のピクセル数はA4で2480x3580になる。白黒ビットマップで 600kb程。
ここから、余白があるなら削り、ノイズやゴミ(黒いポチポチや無駄な枠線等)を消す。

PNG形式にすると、1ページが大体150kb程度に収まる。
GIFで115kb, jpgで759kb, tifで579kb(無圧縮なのでbmpと同じサイズ)。
透過PNGにしてみた。


サイズの縮小やDPIの変更を行うと画質は大きく劣化するのでしないほうがいい。文字の輪郭はデリケートなので、すぐに読めなくなってしまう。
使い勝手を考えるなら、DPIを上げてサイズは1280x800あたりに収めたほうがいいのかも。


余談:モノクロ1bitのBMPは600kb程度なのでこれでもいいんだけど、ソフトによっては扱えないことがある。