2011/09/01(木)SmartScore X
finaleの形式やMusicXML,PDFで保存できる。
日本ではe-Frontierが代理店として販売している。最上位版のSmartScore X Pro しか売ってないのと、代理店なので多少ボッタくっている($399 -> ¥47,250)。
musitek.comからダウンロード販売で買うと、、最上位版以外のグレードのものもある。ギターに必要な機能だけ入っているものや、MIDIにするために必要な機能だけ入ったもの等。これらのグレードのものなら $49, $79なので全然安い。
PCに楽譜を入れておけたら練習が楽だな、と思ったのでGuitar Editionのデモ版を試してみた。結論は、ダメでした。ギタースコアの記号は機械が認識するには難しいっぽい。
著作権が怖いので楽譜は載せないけど、音程や譜割りはちゃんと電子データ化してくれる感じ。
画像ではなく、楽譜データとして扱える形にしてくれるので後から修正するのも簡単。
- コードをタイで繋いで、繋いだ先の音符を省略して斜め線になってるヤツはタイも繋いだ先の音符も消えた
- ブラッシングのxも消えた
- タイやスラーはよく忘れられる
- 文字と楽譜記号は別々に認識されるので、choノとかHとかPとかは全然別の場所に現れたりする
- なのでハンマリング、プリング、チョーキングはわからなくなる
- 文字認識はアルファベットのみなので、日本語は消えるか似た形の英数字に置き換えられる
- タブ譜も認識するらしいが、ポジションのみで音符の長さの情報は失われる
- そもそも欧米のタブ譜ってポジションしか載ってないのが普通らしい
楽譜として認識してくれるので、そのままMIDI演奏をさせる事もできる。リズムすら聞き取れない場合には嬉しいのかもしれない。タイやスラーが消えるのと、アルペジオの楽譜が四分音符で書かれているとそこでちゃんと音を切るのでぜんぜんそれっぽく聞こえない。
全然ダメっていう結論になってしまったけど、たぶんギターの楽譜でなければ問題ないんだと思う。
試してみて、そもそも画像でスキャンできればいいや、って結論になった。楽譜なんて2値画像にすればサイズ食わないし。