2011/07/31(日)L.R.Baggs Mixpro
Rare Earth Blend 付きの Furch S23-CMCT で調整。
色々調整できるけど、ゲインの調整はほぼ要らないっぽい。別メーカーのピックアップを組み合わせてる場合はピックアップの音量レベルが違うのかもしれないけど、最初からデュアルピックアップとして売られているものなので調整が必要なレベルの音量差はない。
マイクをフルにしてマグをちょっとだけ下げて終わり。
フェイズスイッチもデフォルト位置でOK。
周波数調整。
コンタクトピックアップやコンデンサマイクに周波数フィルターは必要っぽい。
グースネックの位置を直しつつ、フィルターを調整しつつ。最初からフィルターをいじるんじゃなく、まずはマイクの位置を調整する。Rare Earth Blend のマイクはホールを狙うんではなくトップ板を狙う想定の作り。とはいえ、トップ板を狙いすぎると音がボヤケる上に固いという事になる。壁に耳を当てて壁を叩いたような、マイクが近すぎる感じが出る。でもバックやサイドを多めにするとスカスカだったりパキパキだったりするので、トップとバックの真ん中ちょいトップ寄りに落ち着いた。
マイク調整の後で、ローパスフィルターや周波数フィルターで音合せ。
ローパスフィルターのスイッチは下向き(off)に。
ピーク位置を決めるボリュームは、低音がボヤけない程度に上げ、高音がパキパキしない程度に下げる。四時の方向くらい。
アタックを強調したい時に、トップ近目を狙ってフィルターで低音を削るのもありかもしれない。
大体そんな感じ。
これって、ギターごとに一台持つ事になるね。ゲインの調整は最悪ミックス量で誤魔化すとしても、フィルタの調整はギターとピックアップの組み合わせの特性に合わせてやらなきゃいけない。
Rare Earth Blend が音質以外の部分でイマイチ。
グースネックが弱い。根元を強めに曲げると、グースネックがトップの振動を散らし切れなくなってマイクが共振してしまうので、根元部分の2cmくらいは曲げない方がいい。なので、可動範囲は狭い。
マグネットの磁力が強いみたいだ。5弦開放で変なハーモニクスが鳴る。でもボールピースの調整はできない。
音そのものは良い。
ギターの鳴りが変わってしまうのでAnthem SLとかの方ががいいかもしれないし、マイク+マグよりコンタクト+アンダーサドルの方が扱いは楽かも。
組み合わせなので、両方が個々に自然な音じゃなくても補い合う感じでいいんじゃないかな。