2009/04/04(土)指マッチョ

ギターを弾くものの、歌のコード進行は覚えない。メロディなんて奏でない。
目から入る情報のみでジャカジャカ弾いております。目から入った情報は耳から抜けております。

ふと気づくと、Fのコードが歌の流れの中でも途切れない。0.014〜 とかの弦がはってあるので綺麗につなぐのはそこそこ大変なはずなんですが、割といけている。
おおお、左手の握力が戻ってきたのかもしれない。もしくはFの形を手が思い出した。

後はテンションコード鳴らすに当たって小指くんがどれだけ遊撃手として動けてくれるか。
そんな所ですねー、更に上を目指した奏法、とかは手を出す予定ないですけど。

2009/03/29(日)チラシの裏

音楽。

音楽は好きだ。別に音楽マニアとかではないが、学生時代にギターをちょろっと弾いていたのでその頃にギターマガジンを買っていたのでよく知らんアーティストでもコネタを知っていたりはする。

ギターの腕そのものはきわめて中途半端で、単音フレーズとかはさっぱり弾けない。ストロークは歌本を開いてリアルタイムでコードを追っかけるくらいはできるが、それもうまくはない、ピックの当たりがきついと思う。これはエレキギターなのに生音でコード弾きばっかりしてた弊害かもしれない。
音を拾う、とかはさっぱりだ。

音楽で金を取る、というか人に聴かせる、というのは天才のみに許された特権だと思う。
天才っていうのは上手いとかそういうことではなく、雰囲気とか世界観?とかなんかそういうにじみ出るもの。そういう意味で、音楽業界でマーケティングを元に音楽を作るということはそれ自体が既に負けだと思う。多分ヒットチャートの音楽を聴く人聴かない人がぱっくり割れるのはそういうことかと。

というごちゃごちゃした一人ブレインストーミングは置いておいて。
精神的にバランスを崩していたことがある、というのもあるかもしれないけど、聴く音楽と精神的なバランスってすごい関係があるという事を実際の感覚としてすごい感じる。

よく聴いてるのは
  • UA (黄金の緑)
  • Brian Setzer Orchestra
  • Blanky Jet City
  • Sherbet
  • Bossa Nova のコンピレーション (Antonio Carlos Jobim とかのスタンダードばかりのやつ)
  • ドリカムの新譜
  • 小島麻由美
で、
ロックは気持ちを上に持っていくにはいいけど、失われるものや磨り減るものもある。
浅井健一の方が Brian Setzer(ロックというかロカビリー?) よりも磨り減るものが多い気がする。が、とんがっていた頃の Blanky はテンションをすごい上げてくれる。
UA の黄金の緑は癒し、ロックで磨り減ったものを満たしてくれる感じ。
Bossa Nova はあったかい感じ。
小島麻由美はテンション上げる曲もあるけど、基本的には落ち着けて、休日を無為に過ごす感じ。
ドリカムは、最近は難しい曲とかそゆのが多くてアルバム曲はなんとも...普通に疲れる。

取り留めなく書いたけど、要はテンション上げる曲とマッタリとのバランスが大事かな、と。
マッタリだけで成り立たないあたり、平日にどんだけギスギスしなきゃいけないのか、と切なくなった。もっと純粋にポジティブな気持ちだけで過ごせないものか。

2009/03/24(火)うわ、めんど

ネットで Felica 決済でダウンロード購入した楽譜。
どうアレンジされてるかわからんので MIDI に打ち込んで大まかに把握しようと打ち込んでみた。打ち込みってしたことないんだが...。
すっげえ!打ち込みってお気軽にカラオケ作りとかで素人が手を出しちゃいけないものらしい。
シャッフルやスウィングのリズムを作るには高機能なソフトと根性が必要らしい。♫=♪.♪ みたいな表記(違うけど。16分音符のフォントはないのね)では出来ないようだ。どうするかというと、
  • 1音1音手作業でずらす
  • 高機能なエディタでグルーブクオンタイズという機能を使う
らしい。
ググッてみたら、手でずらす、かつ超こだわってずらすというような情報しかなかった。
ためしに Music Studio Producer というフリーソフトでやってみた。グルーブクオンタイズを使って 16分表を 16分半個分伸ばし、16分裏を16分半個分縮めて発音タイミングも16分半個分遅らせる、というようにしてみた。
  • 跳ねなくていい 16分じゃない音も16分表に当てはまる音は全部16分音符半個分伸びる
  • タイで繋がった裏拍は跳ねない
俺の勉強不足なんだろうけど。イベントを条件に合わせて選択する、という機能はあるけど、16分音符のみ選択、とか裏拍のみ選択、みたいな条件はないっぽかった。
結論:手作業でやらないとダメらしい。

高いソフトはもっといろいろ出来るんだろうけど、グルーブクオンタイズ機能は廉価版では無効になってるのがほとんどのようだ。そんなところに10万近くだせねぇよ。

素直にギターで音符を追っかけることにしました。

ある程度本気で DTM してる人は MIDI パッドを持ってたり、MIDI キーボードでドラムを打ち込んだりするようだ。PCのキーボードとマウスのみでシャッフルやスウィングを打ち込んでいる人がいたら尊敬する。悪い意味で。

あぁ、無駄に夜更かしした。

2008/11/26(水)惑星組曲

クラシックは聴かないんですけどね。

惑星組曲がイイ、といろんなところで目にする。それと、あんじも惑星組曲が良いと言っていたのでちょっと買ってきた。
そもそもクラシック聴かないし予備知識もないので店員さんに案内してもらう。
俺「惑星組曲ってどこにありますか」
店「ホルストですか?」
俺「た...多分...。他にもあるんですか...?」
店「いえ、ないです。このあたりが惑星組曲です」(ねーのかよ!)
俺「("このあたり"?)沢山あるんですね」
店「平原綾香が歌ってるのは別のところになりますけど」
俺「(え、何それ)...」(あんじもヒラハラアヤカがどーの、と言ってた気がするけど、ヴァイオリニストかなんかだと思ってた。流行に乗ることを忘れたおっさんですまん。)
俺「(とりあえず)ありがとうございました」

とりあえず、有名そうなところで
  • 指揮者: カラヤン
  • 演奏: ウィーンフィルハーモニー
なのを買ってきた。

初めてクラシック聴いたわけだけど、これって、ダイナミックレンジのデカい 100Wスピーカーで大音量じゃないとダメ?うちのミニコンポも廉価版としては上クラスだと思うんだけど、Mars の出だしのチューバ(?)とか聴こえないっす。
低音だけじゃなく、フルートの弱い音とかもあるので、フルサイズのコンポに付いてるようなツイーター、スピーカー、ウーファーが付いた 3way スピーカーが絶対条件だな。
サブウーファーで無理繰りに増幅してもダメだと思う。高級 3Way スピーカー必須。

ポピュラー音楽向けのシステムじゃクラシックをかけても 7割以下も味わえないって気がする。
妥協策としては密閉式の高級なヘッドホンを買うしかないのかな。でも管楽器なので空気が震えた方がいいんだろうなぁ。
実家の technics のアンプと SANSUI のスピーカーを引っ張り出してかけてみたい。
つーか、ばーちゃんちに置き去りにした tecnichs の 3way リニアスピーカーも持ってきてぇー。
さすがに今の家に持ってくるのは無理だ。そもそもミニコンポから 100W 出ないからアンプも含めてフルセット持ってこないといかんし。100W スピーカーを本気で鳴らしたら絶対怒られるし...。

クラシックを聴くマニアが音響機器にアフォほど金かける気持ちが理解できた。
クラシックって旋律を追うだけの音楽じゃないんだね。
これはマジで、ダイナミックレンジを全部活かせるシステムで聴いたらその音だけで感動するよ?涙さえ流れるよ?きっと。


だらだらと何が言いたかったかって言うと、すげー悔しいってことです。
住宅事情、音楽機器事情、全て含めてすげー悔しい。