2024/09/12(木)一本下駄
一本下駄 GETTA を履いてみた。
履いて走るべきではないかも。日常の動作で履くものなのかもしれない。歯の位置が前過ぎる。これが全て。ネット上のわかっていそうな人達の話によると、動き出しやすくするためにあえてそうしているっぽい。
自分の感覚だと、重心を脛骨に通せない。かなり前のめりな重心になってしまう。アキレス腱の伸長で足首をコントロールできず、ふくらはぎの筋肉を使わざるを得なくなる。
ふくらはぎの筋肉を強制させられるのは100点中マイナス100点。なので履くのをやめた。ご近所を数十メートル走っただけだけど。
あ、某クチビルの「スピードランナーはふくらはぎが大きい」理論に賛同する人は履いてください。
2024/08/24(土)2024-08-24
サイドプランクの効果か、他の要素かわからないが腸脛靭帯の違和感はほぼ消えた。動きが乱れるとちょっと張るくらい。
残ったのが、前からある右股関節の違和感、痛み。これもサイドプランクでかなり良くなったけどまだ出る。右半身だけのけぞっている。右肩が上がっている。
のけぞっているのは体幹の動きを整えてあげるとかクセを消すとかそんな感じになるのかな。肩甲骨から腕を振って、肩を今より少し突っ込み気味に走ると良さそう。
右肩が上がっているのは気づくのが難しい。左脚の軸に荷重しきれていない感覚があるので左に寄せているんだけど、それは間違った感覚で実は左にはしっかり乗っていて、さらに過剰に左に荷重を寄せるせいで右肩が上がっているっぽい。逆に右脚の軸にまっすぐ荷重できなくなって斜めに乗っているせいで股関節が痛い。
おじさんは筋肉に刺激を入れてあげる効果が馬鹿にできないと学んだので、ヒップスラストも取り入れたら良くなるかな?
2024/08/04(日)サンダルに対する認識を改めた
マンサンダルを否定する話ではない。
設置時間を短く、瞬発力で走る事を心がけるようになった。以前からではあるけど、いいお手本をみて改めて意識している。ペースに関わらず動きが速い、この速さは脚だけでなく体幹の動きと腕振りと接地を今よりもシビアなタイミングで揃えないと無理。
接地時間や瞬発力を意識したときに自分の素足はこれに耐えられない事を感じた。今の自分は接地時間を気にしながら走るとそれだけで足底の負担も掛かるので、サンダルで走らなくても現状より成長する。ならばこれになれるまでは無理にサンダルで高負荷をかけることはないな、という考え。
サンダルはたまに、元気なときに履く。
2024/06/30(日)信頼できる練習会
お一人様だけど練習会は大事だと思った話。
前提
スピード寄り追い込み系のポイント練習は一人でできる。設定を揃えるのがめんどくさい。
30km以上のロング走は付き合わせては申し訳ないのと途中切り上げができないプレッシャーがあって一人で走りたいけどそもそも走りたくない。人がいてもいなくても嫌だ。
なので、みんなと一緒だからやりきれる!という感覚もないしそういう成果は欲していない。
何がしたいんだ
技術を習いたい。動きを見てもらって矯正してほしい。
どこかのランニングスクールが時間制でお金とるのにロング走をしたら詐欺でしょ、と謳っているところを見てその通りだと思った。曰く、技術やメニューの意味を教えるので、実際に走るのは自分でやってね、と。全くその通り。だが、儲かるかそれ?とも思った。
で?
走りながら動きを見てもらい、走りながら動きを試すのはフォーム矯正として一番効率が良いと思う。これはちゃんとしたコーチがいる練習会でないとできない。
前後の文脈があったうえで「こういう動き」と言われると語弊なく受け止められる。具体的には「体の側面から路面を踏む」という説明がここ最近で最上位の気付きをもたらしてくれた。字面では何のことやらわからないしわかるはずもないけど、その説明を始めた流れや実際に動きながらの説明を含めるとものすごく動きの感覚に染み入った。
逆の例えでは、「体が前に倒れると自然と足が前に出ます」というあるあるフレーズが語弊を生みやすすぎて幅も広すぎて、間違ってないけどデタラメとすら言えると思っていて、前後の文脈であったり、必要がある人に補足も含めて説明するという状況で話さないと害悪にすらなると思っている。
Youtubeや書籍は学びの密度が高いように錯覚しやすい。情報の密度は間違いなく高い。でも、その学びを身体感覚に落とし込めているかや、その前段にあるはずの肉体感覚として何を指しているかを汲み取る事は難しい。難しい上に答え合わせもできない。
信頼できそうだと思った人がちょうど練習会を始めたので良かったなぁ、という個人的な喜び。
2024/06/30(日)ジョギングの絶対速度
ジョギングの設定ペースを単純な絶対値で決めるのって、時代にあっていない気がするし弊害すらある。と思っている話。
ペース走としての意味をもたせる場合もジョグと呼ぶ事があるけど、それはこの限りではないので悪しからず。あくまでジョグの話。
自分はジョグに使うシューズはほぼ変えない。枝葉の話だけど、ジョグシューズと謳われているシューズを履かない。変わり者のたわごと。
ジョグのペースそのものの話
6:00/km ~ 5:30/km のペースのジョグが大事だという言説には何の異論もない。
その上で人によって何がジョグなのかは変わる。トラックしか走らない部活生であれば、4:00/km もジョグ。大学生にもなると 3:30/km くらいまではジョグとまで言わないがテンポ走になるのかもしれない。
ジョグは動きになれるとか走ることになれるとかが目的で、追い込んで心拍を上げるとか乳酸がたまるとかそういうものではない。なので、その人がリラックスして動きを気にしながら走ってちょうどいいペースで走れば良いと思う。走力が同じでも 5:30/km が気持ち良い人、4:30/kmが気持ち良い人がいて良い。ジョグのせいで動きが狂うのならしないほうがいい。気にする方向を間違えて狂うことはあるだろうけど、ペースを気にしたせいで動きがなおざりになるのは良くない。
なので、ペースは走力に関わらず人による。
21世紀の話
今はシューズが進化している。同じ力でもシューズが変わるとペースが全然変わる。例えば、ジョグシューズでハーフマラソンのレースペースで走るのは10kmでも結構しんどい。逆にレースシューズを履いてしまえば10kmならテンポアップくらいの感覚で走れる。
なので、今はペースを設定するときにシューズとの組み合わせという要素が加わる。この要素を抜いてジョグペースの絶対値を語っても前提が足りない。これについては普段はいているシューズでのペースを各々で把握していれば問題ない。その代わり、「一般的にこのペース」という指標に対してばらつきが大きくなるのでこだわりすぎない意識はあった方がいい。
有害なのは速いジョグだから良いシューズを履こう、という意識。自身の出力に下駄を履かせるなら設定ペースも本来は変わらないといけない。それを変えないという事は運動強度を落としている事になる。シューズに合わせて設定を変えないと、運動強度が変わってしまう。
もっと悪いのが、みんなに追いつく(ふりをする)ために毎日高性能なシューズで走る事。意識も醜い。
で?
ジョグの設定はスピードよりも、自分が動きを噛み合わせられる速度で設定したほうがいい。
高性能シューズを履いてもいい。その場合は意味を考える。股関節主導で走ったほうがより効率良く走れるという感覚は高反発シューズの方が得やすいのでそれ目的で走るとか。レースへの調整として本番シューズを履いたときに感覚と実際のペースはどうなるのかを確認するとか。
ジョグが速いとエラい、みたいな価値観は害しかないので捨てる。
ポイント練習はどうなんだ、という疑問が湧くけど、ポイント練習は高性能シューズで行うのが良いと思う。実際のレースペースから設定ペースを決めたい。変な係数を介在させる意味は薄い。
ジョグシューズを履かないのは個人の感覚、嗜好でクッション性能が高いシューズの履き心地に違和感があるというだけ。
SNSでジョグが速い!という賛辞に居心地の悪さを感じる陰キャのぼやき。