2014/01/20(月)Daddario American Bronze
Daddario American Bronze を試してみた。GHSのVintage Bronze と同じような組成。
GHSは試してみたいんだけど、いかんせん、入手困難。
American Bronze もほとんど見かけないんだけど、アキバのイケベにいっぱい置いてあった。アキバのイケベはたまにレアなものを仕入れてくるので侮れない。多分、ダブった在庫を安く引き受けてるんじゃないかと思う。大昔は島村楽器にもそういう掘り出し物があった。今は絶対そんな事しないお店になったけど。
この弦は、ちょっと柔らかめな感触で、倍音がふわっとしてる。ふわっとしてるけど、大外の部分がモワッとでるんじゃなく、もっと芯に近い部分がポワッと出てくる感じ。そんなような感じっぽい気配な説明めいた戯言しか出て来ない。アタックは柔らかめ。
今のギターが、非ッ常に芯のある音を出してくれて、高音もバリっと出つつもエッジが立ってなくて柔らかで非常に良い。が、さすがにフォスファーを張るとうるさい。
フォスファーの高音のエッジを丸めて中域の華やかさをそのまま残せたらいいのに、という希望を結構叶えてくれる弦がこのAmerican Bronze。普通のギターに張った場合のことはシラネ。俺ブルジョワだから。
非常に良い。柔らかで、いい部分の倍音はちゃんと出てて、高音弦もパキっとした部分じゃなくて、いい部分の倍音がぐっと出てくる感じ。高音弦のイイ倍音が出てくると、ソロギターにありがちなカキンカキンなイコライジングも要らない。生で勝負できる。
そもそもスタジオ録音でピックアップの音を使う意図が俺にはわからんのだけど。
2013/08/01(木)ひと様のYAMAHA
カッタウェイ付きのドレッドノート。型番とかは知らん。安物じゃないけど高級モデルでもない、そんなくらいの”普通の”ラインアップだと思う。8万くらいと言ってたので、新品だとしたらむしろ安めのラインかも。
第一印象、ちゃんとしてる。 ※ナメて掛かってすみません。
バランスとかはちゃんと見てない。悪くなさそう。ちょっとサドルが高いかも?もしくはハイポジは意図的に切り捨ててるのかも。音づまりを気にしなくていいもんね。
音が気持ちいい。ぼやけたりとか、芯が腰抜けとかそういう事がない。なぜかちょっと乾いた音がする。そーいえば、YAMAHAって人工的にシーズニングするナントカっていう技術を持ってたのでそれかもしれない。
全体的に乾いてて締まってる感じ。
何でかはわからないけど、この間弾いた J-50 よりも”気持ちよさ”があった。
うちのギターたちは、タイトな音が基本なんだけど、どこか新品っぽい、湿り気のある重めの音が出るので、現行モデルでこの音が出るのはちょっとイイな。
これ、俺が今ちょっと欲しい感じになってる音のイメージに合ってるわ。
古いギター、大したモデルじゃないギターにこだわる人の気持ちがちょっとわかった。「合う」ってのがあるのね。
2013/07/28(日)Hercules のスタンドが壊れた
このレバーとグリップ部分が、劣化してねちょねちょになって崩れ落ちた。触るのもイヤな状態。
高さがギターよりも低いまま、ただの立てかけるスタンドになってる。
ゴム周りの劣化は避けられないものとはいえ、なんだかなぁ。
2013/07/24(水)で、でたーw量販店でアコギ買奴~www
アディロンダックスプルーストップで、マイクもピエゾとコンタクトのデュアル構成。元の音が良いギターはコンタクトがいいよね、と俺も思う。それで新品の実売価格が180kという破格のギター。
サイドバックはメイプル。
色は青。
音は締まってる。メイプルって事で、柔らかさ、みたいな部分は少ない。けどサスティンが気持ちいい。うん、メイプル。
ストロークすると、結構バリバリ。うーん?エレアコだから敢えてなのかタカミネさんだから、エレアコっぽい音。アディロンといえばアディロンぽい音もまぁ、する。
ネックが弾きやすい。薄めっぽいんだけど、握ってもあんまり違和感がない。非対称のコンターが入っているらしい。EVHとかPRSとかのやつ。このネックいいね。
低音弦がタイトでよろしい。でも8フレ以降はバズった。
3,4弦。あれっ?超抜けない。なんだこれ?
ここでふと思い至ってネックを見る。うん、逆反ってる。
路面店の1階フロアじゃねーんだぞ?メンテをサボってる以外に理由がねーじゃん。
そこからはてきとーに弾いてるフリして試奏終了。
以上。
Hobosやドルフィンみたいな中小規模のアコギ専門店にばっかり行ってるとこういう状態のギターって無いので、量販店のギターって手入れが雑で損してるんだろうなと思う。こんな状態のものを試奏してもなんの評価も下せないもの。
量販店でちゃんとメンテされているギターを弾いたことがない。良さげだと思っても、途中であれっ?っと思うとネックがおかしかったりする。
本数限定でかなり売れているらしい。
実際、音抜けとバズがなければそれなりに良い物かもしれない。バズなんて間違いなく治るし。
2013/07/15(月)マーラよ去れ
お値段は中古な事を考えても、結構お安い。
Headwayのラウンドショルダーは2本あったんだけど、これがなかなかイイ。イイというか、最初に掴んだアコギが良くなかっただけな気がしてきた。
両方ともバランスが良い。音の芯がしっかりしている。無駄な、大外の部分の派手な胴鳴りを無理に出そうとしていない。片方はジャキジャキな感じ。もう片方は普通にキレイな音。
最初に手に入れたアコギがこれらなら、そこで満足していたかもしれない。
どーせシャカシャカしてるだけなんでしょ?って思ってたのに予想外に良かったので、なんだか贅沢したくなった。でも贅沢しようとすると今のギターとかぶる部分が出てくる、今のギターを超えないものは買ってもしょうがないし、今のギターを超えるものはさすがにポンポンとは買えない。良いギターだったので逆に上が見えて、そのせいで醒めてしまった。
あと、ナローネックだからって今より親指が使いやすいかというところで、さほどの演奏性の違いは感じられなかった。逆にネックが薄めなので馴染みにくそうだなって思った。
J-50も普通にいい音してた。
せっちゃんのJ-45って、こういっちゃなんだけど結構チープな音だと思ってたんだけど、ギター屋さんいわく、「”Gibsonっぽい音”って言われる音は、Gibsonの音じゃないですよ」らしい。シャキシャキしてて、強く弾いた時にトップが薄そうなバインッって響きがするあれはGibson本来の音ではない??
たしかに、J-50はそういう音じゃなく、キャラクタ勝負ってんじゃなく普通にいい音していた。ボディが軽いおかげでレスポンスが良い。おかげで右手が無意識にリキむ事もなさそうでとても良い。バランスもいいし、ボディが軽くても芯のある音が出るあたりもよい。いとをかし。
マーチンやコリングスみたいに重さがある音ではなく、軽快な音。芯がちゃんとあるので、いい意味で軽い音。
あと、世間の評価というものを肌で感じたのは、Furch S23-CMCTの下取り価格がMorris S-92IIIと全く違う。かなり良い値で引き取ってもらえるらしい。元値の半分どころか、元値の差以上に違う。まー、納得できてしまうのでしゃーない。