2021/07/17(土)アミノ酸サプリメント

BCAAを飲んでます。
言っても走る前後、たまに朝、くらい。
あとはプロテインを適宜。朝と、寝るちょっと前。
稀に強めの筋トレをするときはBCAAを飲んでから始めて、一息ついた後にプロテイン。

とにかく体を動かす、という事に対してはタンパク質の補給は必要だと考えている。
食事から取れれば素晴らしいんだろうけど、足りないでしょ。JK。
だって、プラスアルファの需要を生み出したんだから。食事で足りる論者は毎日タンパク質余ってんの?

プロテイン摂ってます。
アミノ酸は機能、プロテインは材料という意識。

ボディビルダーでアミノ酸しか摂ってないよ、という方は食事で足りてるんでしょう。
ランナーでアミノ酸しか摂ってないよ、という方は足りてないでしょうな。

なんでかっつーと、アミノ酸サプリはアミノ酸スコアが低いからプロテインの代わりにはならない。
高めるための策も打ってない。欲しいのは機能であってタンパク質の材料としての質じゃないから。

じゃぁ、売ってる側がプロテインは不要でアミノ酸だけで良いですよ、と謳っている場合どうなのか。
そんなメーカを調べてみた。アミノ酸スコアは低かった。EAAすら網羅してないんじゃないかな。

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2021/07/17(土)スピードに関わらず同じフォームで走る

再現性のお話。

LSDの時に普段と違う疲れ方をしてしまうのはフォームが変わっているからなので、動きを変えないようにしましょう。と言われる。
スピードランニングの動画をスロー再生したものとLSDの動きが同じであることが理想、という話もどこかで聞いた気がする。どこだったかは忘れた。なるほどな。

聞いたときはなるほどな、と思ったんだけど、果たしてそうだろうか。
ランニングに限らず、いろんなスポーツのトレーニングで「再現性」が大事だと言われる。
LSDとスピードランニングのフォームが同じ、というのもこの再現性を持たせた結果。

再現性、という言葉の解釈になるんだけど、動きが同じことと筋力の使い方が同じことは等価だろうか。
等価であれば平和な世界なんだけど、等価でないとしたらどちらに対して再現性を持たせるべきだろうか。んで、きっと等価ではないだろう。

っていう事を結構以前から考えています。

ランニングでもスプリントでも、荷重を支持脚の反発の軌道上に真っ直ぐ乗せてあげる事はとても重要。
そのためにはゆっくり走っているときは体が左右にブレる。左右の股関節は体の中心から外れた位置についているので。
スピードが上がってくるとブレは少なくて良くなるし、ブレがなければ体幹を固定する事ができる。固定した分のエネルギーはうまく体を使えば打ち消すことなく股関節の動きに足す事ができるので、動きが変わる。重心の動かし方の再現性を大事にしているのにフォームは異なる。

嫌い過ぎて以前も何かの例に挙げた気がするけど、頭の悪いランニングコーチランチューバーが語るカーフレイズの再現性が何も再現していなかったりする。
まず、カーフレイズには動きの再現性はそもそも無い。カーフの収縮で推進力を発生させるフォームはよくある間違いで、4:30/km くらいのペースで頭打ちになってその先を目指すと怪我をする、ってところじゃないですか。
カーフレイズに再現性をもたせるとすれば、負荷の掛かり方を再現する事が大事かな、と思う。
収縮させるのではなくて、アキレス腱が伸びた状態でネガティブな負荷をかけたり抜いたりする。

カーフに限らず、支持脚の機能を担う筋肉はアイソメトリックトレーニング*1で鍛えるのが最適だろうし、実際のランニングでもそのように動いているかを意識する事が大事だろうと思う。関節のロックとかブロッキングとか言われる動きを担当する筋肉を積極的に収縮させたらダメ。

って、考えると、派手な筋トレっぽい筋トレが有効なのは大殿筋、ハムストリングス、内転筋が 6:2:2 くらい、あとは地味ーなアイソメトリックトレーニングが有効になる。挙げたデカイ3つもアイソメトリックが必要っていう、地味な世界。

なので、ランニングの再現性を持たせた筋トレをするならどの部位においてもプランクが良い。
ふくらはぎを収縮させたり、チューブを使ってハムスト下部を収縮させても意味がない。弱いうちはまず鍛えやすい鍛え方で鍛える、という事ならありだけど、いつまでも筋収縮を鍛えていても意味がない。
動いてないけど、動きを再現するための負荷を再現する事ができる。

*1 : 筋肉を収縮させずに負荷に耐えるトレーニング

2021/07/13(火)走った距離は裏切らない

走った距離は裏切らない。

月間走行距離のために距離を踏めば月間走行距離が伸びる。
音楽を聞きながら流せば気持ちいい。
マラニックで遊びに行けば楽しい。
怪我を推して走れば怪我を推して走った根性が付くのかもしれない。

それぞの目的を持って走ればそれぞれの目的が適う。

走力の向上を目的に走れば走力が向上する。
走力の向上を目的にしないで走れば走力は向上しない。それは裏切りじゃない。


走った距離は裏切らない。

2021/07/04(日)拇指球と小指球

サンダルを履いたり、バネのある走りを心がけたりして、足の使い方をいじっていた。
多分半年くらいいじっていたように思う。
主に拇指球に乗る、というイメージを育てていたんだけど、これは間違いだったみたい。

サンダルを履くようになって、足裏が火照ったり、擦れてマメができたりという事は最初の数回でなくなったし、4:00/kmで走れるようにもなった。ほぼシューズを履いているときと同じ走りができる。
ただ、足の甲に痛みが出る。以前から左足に痛みが出ることはあったんだけど、だんだんと両足とも痛むようになってきた。

使っていない筋肉が強くなったら収まるのかな?と思って走っていたけど収まる気配がないし、どうやら間違った足の使い方をしているから痛むようだ。
MP関節の屈曲に逆らわないように踏む。小指にも乗る。

ナイキフリーで速いペースで飛ばせるようになった頃の動きに戻った。
ただ戻っただけじゃなく、良し悪しを理解した上で戻ったので良しとしよう。


小指に乗ることは股関節の外旋にもつながるけど、これはそもそも接地が重心の真下あって初めて成り立つ。リーチアウトして接地が長いまま捻ったら、多分怪我しちゃう。