2014/01/26(日)無意味な物欲

無意味な物欲が湧いている。ギターが欲しい。どんなギターとかの具体的な像はない。ただ買い物がしたいのだろう。

リサイクルショップで、ジャパンビンテージ(笑)なギターを見つけた。
Thumb という寺田楽器のギター。時代が違うとはいえ、一応寺田である。

リサイクルショップなので試奏とかもまともに出来るわけでもない。なんとなくチューニングを合わせて弾いてみた。うん、よくわからん。悪くはないような気もするが、乾いた音ではある。乾いた音でも鳴りはあるようなので悪いものではない。
ネックが太めのカマボコ。うーむ...薄いよりは全然いいけど...。

3歳位の子供が寄ってきて一緒に弾き始めた。
その子が弾いてる音を聴くと、ふむ、確かに他の二束三文の物と比べると遠鳴りがちゃんとある。
ちょっと心が動く、なにせ9,800なので置き場所さえ解決すれば価格だなんだはどーでもいい。

見た目は、サイド・バックのローズの木目がすごく綺麗。綺麗っていうか、印刷とか接ぎ合わせじゃないの?っていうくらい等間隔の柾目。合板ではあるものの、これ、今なら単板で上位につける材なんじゃないの?もしくはローズを騙った代替材か?。ネックはニャトーで木目はウネッてる。

まともにチューニングしたわけじゃないから、バランスとかタイトさとか全然わからんのよね。買ってすぐに返品とか、手放す手間を考えると安いからって簡単には買えない。


子供は、友達感覚で「これ見てよ~」とか、子供用の乗り物に乗って見せたり、椅子に座るために上に乗っている商品をどかさせたりして、最終的にはばいばーいと言って帰っていった。
俺が変質者だったら大変な事件になってるところだよ?

2014/01/20(月)Daddario American Bronze

お久しぶりのアコギ弦コーナー。録音なし。

Daddario American Bronze を試してみた。GHSのVintage Bronze と同じような組成。
GHSは試してみたいんだけど、いかんせん、入手困難。
American Bronze もほとんど見かけないんだけど、アキバのイケベにいっぱい置いてあった。アキバのイケベはたまにレアなものを仕入れてくるので侮れない。多分、ダブった在庫を安く引き受けてるんじゃないかと思う。大昔は島村楽器にもそういう掘り出し物があった。今は絶対そんな事しないお店になったけど。

この弦は、ちょっと柔らかめな感触で、倍音がふわっとしてる。ふわっとしてるけど、大外の部分がモワッとでるんじゃなく、もっと芯に近い部分がポワッと出てくる感じ。そんなような感じっぽい気配な説明めいた戯言しか出て来ない。アタックは柔らかめ。

今のギターが、非ッ常に芯のある音を出してくれて、高音もバリっと出つつもエッジが立ってなくて柔らかで非常に良い。が、さすがにフォスファーを張るとうるさい。
フォスファーの高音のエッジを丸めて中域の華やかさをそのまま残せたらいいのに、という希望を結構叶えてくれる弦がこのAmerican Bronze。普通のギターに張った場合のことはシラネ。俺ブルジョワだから。

非常に良い。柔らかで、いい部分の倍音はちゃんと出てて、高音弦もパキっとした部分じゃなくて、いい部分の倍音がぐっと出てくる感じ。高音弦のイイ倍音が出てくると、ソロギターにありがちなカキンカキンなイコライジングも要らない。生で勝負できる。
そもそもスタジオ録音でピックアップの音を使う意図が俺にはわからんのだけど。