2024/06/30(日)スピード練習をする風潮が嫌い

スピード練習をする人が嫌いだ。自分はスピード練習をしないが得意な方だ。

走り始めた頃に思っていた事

まともに瞬発力を出せる体じゃなくなっているから、体を走ることそのものになじませて速く走る事に慣れていこう。今の段階で 200m や 400m の距離を走ったとして、腱や靭帯は耐えられない、筋力は足りない、持久力を追い込む出力を出せないからここにも意味がない。だからやらない。普段のジョグの中に1kmだけ速い区間を作るとかウィンドスプリントをちゃんとやる事が大事。これをやらずにスピード練習をたまにやっても、「やった気になれる練習」という意味しかない。

ちょっと走れるようになった頃に思ったこと

まだ瞬発力を出せる体にはなってない。200m, 400m でスピードを出す能力はフルマラソンには無関係だな。1kmをスピードアップするのがちょうどいいな。400mを80秒設定でこなせる筋力が付いたらやってもいいかな。80秒で本数をこなす持久力はなくていいけど、80秒をスプリントではない感覚で走れる出力はないといけない。

1500m や 5000m のトラックレースで更に上を目指すならやってもいいかも。設定は 400mを70~72秒。結局フルマラソンには無関係。 2km インターバルすらフルマラソンへの寄与は微妙。ハーフには影響するけどフルだとコレジャナイ感。フルに向けたスピード練習は変化走が最適っぽいかな。インターバルって言ってしまうと疾走区間を速く走らないといけない気持ちになってしまうので、変化走という表現もよい。ハーフのレースペースくらい。もしくはハーフで目指したいレースペースくらい。レストは15秒落ちくらいに抑える。

で?

どこまで妥当かは不明。

とにかく、キロ4ペースで数百メートルを走れないというのは何かがおかしい。トップスピードが遅いのではなく、トップスピードまで上げる肉体的強度が落ちているという解釈。学生の頃にスポーツテストで平均を下回ったような人でなければ、50mを10秒で走るのが速度的に辛いというのは短距離走の速度不足ではなく、単に鈍っているのだ、という事に気づけるはず。走力の手前で躓いている状態。ここでやみくもに走力を上げようとすると怪我をする。成長や回復よりも消耗が上回る。

なので、市民ランナーレベルでインターバル系のスピード練習をやたらとしたがる人は頭が悪いと思っている。シーズンに1回2回は良いと思う。上級者のトレーニングをしてる気持ちになってテンションが上がるので。でもそれで消耗して数日休足するとか痛みが出て走れないようだと何のために何をしているのかよくわからなくなってくる。

ペースが違う人同士なのにペース設定をきめられるのが嫌だし、いちいち速いですねーって言われるのも嫌だ。醜い話だと、動きがランニングでなくなって走っている人に俺速いマウントを取られるのも嫌だ。

という、人と走るのが嫌な陰キャのぼやき。