2020/02/11(火)全員お縄につけ
ランニングフォームの中で一番大事なのは着地。
速く走るためであったり、効率よく走るために他の要素もある。
着地は、ちゃんとしないと怪我をする。着地箇所だけじゃなく、足首膝股関節腰に怪我をする。
かの名言、「競うスピードより重要なのは着地」が示す通り。
ランニングで使う筋肉の中でいちばん大事なのは足底筋。土踏まずのアーチ。
速く走るためであったり、効率よく走るために他の筋肉も使う。
アーチは、ちゃんと機能させないと怪我をする。衝撃を吸収するためにはまずアーチ。
名言は特に無い。
これらを全部改善してくれたのがなわとび。
適当に探せば正しい跳び方は出てくるけど、
- 膝を使わない。ほぼ曲げないくらいの意識で跳ぶ。
- つま先だけで跳ぶ
- 体はかがんだり沿ったりせずまっすぐ前を見る
これでごく普通の前跳びを跳ぶだけで足裏のアーチにバシバシ効く。ランニングほどの瞬発的な負荷ではないので怪我の心配はない。カーフレイズのように瞬発的な負荷が一切ないわけでもない。自重がしっかり掛かるのでまさに丁度いい。なわとびをすると、「カーフレイズの動きって、ランニングでしないよなぁ」という思いが湧いてくる。
そもそもランニングに欲しい力は瞬発力であって最大出力ではないので、カーフレイズはさほど適切ではない。
最近よく聞く「プロネーション」の改善。
片足跳びがいいけど前跳びでも良い、親指側で踏ん張るか、小指側で踏ん張るか、均等に力が掛かるように踏ん張るかを意識すると修正できる。
単一の筋肉を標的にした筋トレだと正しいバランスで鍛えられなかったりする。鍛えられても、それを実際のフォームに落とし込むための感覚の修正がすごく難しかったりする。
なわとびなら高強度の負荷をかけられるし、上記のようにバランスを感じながらトレーニングできるので、フォームに反映するための云々はほとんど必要ない。実際の使い方をしながら高強度の負荷をかけられるって、いろんな競技、いろんなトレーニング種目があるけど、こんなにバッチリハマるパターンは他にないのでは?っていうくらいズバリはまる。
自分は右足の踏み出しが全然できてなかったけど、片足跳びを跳ぶ事で 1ヶ月弱で克服できた。
1月初頭になわとびを始めて、今すでに左右の足の強さのバランスの不安は全く無い。
大腿四頭筋も鍛えられるので、膝に不安がある場合にも有効。
お尻やハムで蹴るフォームを手に入れている人なら腸骨筋にもちょっと効くので嬉しいはず。ただこれはハンガリアンスクワットのほうが効く。ジャンガリアンハムスターのように繰り返すが良い。
ランニングのトレーニングとしてなわとびがこんなに注目されていない事が信じられない。
四の五の言わず跳べ。