2012/02/14(火)NT-501を踏まえてFurch S23-CMCT

Furchが上っていう話ではないけど、やっぱFurchいいわーっていう結論。

Furchももちろん、弱いピッキングに反応する。NT-501よりガツンと来る感じの鳴り。表現の仕方がわからないけど、高音弦でもカタマリっぽい感じ。

バランスはもちろんいい。Furchのメインの凄さはバランスと音ヌケ(だと俺は思ってる)なのでそうそう負けない。
バランスにも通じる所だけど、6弦と5弦のトーンの差はあるけどあってOK、な違い方。

F#のデッドポイントが気になるような気がしてたけど、改めて弾いてみるとそうでもない。NT-501も同程度だった。


Furchは音ヌケが良いので、9割方ヌケてちょっと残る、というのはない。全部ヌケる。
広がる感じの響き、みたいのもNT-501の方がある。
この2つが合わさると非常に気持ちイイ。*1

NT-501の特徴は、
  • 柔らかい音
  • 広がる響き
  • 繊細な音
  • 絶妙な6弦のトーンバランス
S32-CMCTは、もうちょっとパワフルで真っ直ぐな響き。もっと万能。
いわゆるジャンボボディなギターと比べたら繊細だけど、NT-501と比べればこうなる。

そんな感じで、音の方向性には違いがあったけど、品質、音質では充分いけてる。
響きや鳴りはNT-501の方が好きかも。S-92に似てる。

*1 : アストラッド・ジルベルトのコルコバードを弾いたら気持ちよさそうな音をイメージしてください