2011/11/23(水)俺流ギターのお手入れ用品
アコギ用品は、
必需品:
- 本体, 弦, チューナー,
- オプションでピック, ストリングワインダー
- クロス, 指板用オイル
- ポリッシュ, ワックス
チューナーはクロマチックモードがあるもの(EADGBE以外の音も調音できるもの)がおすすめ。
ストリングワインダーは¥1,000くらいのちょっといいものだと作業が格段に楽になる。
オイルは天然成分にこだわる必要はない。島村楽器のケミカルっぽい青いヤツも全然OK。
ポリッシュ、ワックスは要らない。
さらに、
歯ブラシ、フレットガード、マイクロファイバーのもこもこなモップがあると捗る。
クロスはデカイので小分けに切って、
- 乾拭き用
- 指板乾拭き用
- 指板オイル拭き用
- 弦拭き用
- ポリッシュ用
- ワックス用
弦は弾いたら必ず拭かないと、2週間で錆びる。拭けば一月弱。
歯ブラシは指板の掃除, ボディやブリッジ、ナットといった細かい部分にに使う。指板の手垢は拭いただけでは落ちないので、歯ブラシで磨く。プロの現場ではスチールウールでも磨く部分なので、歯ブラシ程度なら力加減の心配は無用。
弦交換の際にナット溝もコレでこすってやる。
毎日触っていても、ブリッジとボディの境目とかにホコリが溜まるので、これも歯ブラシで取り除く。
硬めの極細毛がおすすめ。
フレットガードは説明不要。
もこもこのモップは、グロスフィニッシュの部分を乾拭きするときに普通の布だと拭きムラがいつまでたっても取れないけど、これで力を入れずに拭くとキレイに取れる。
うちのギターはほとんどがマットフィニッシュだけど、Furchはグロスなのでこれで拭く。ボディはしょうがないけど、ヘッドをこうやって拭きあげておけばずっとピカピカ。
手袋タイプのものが便利。
指板をオイルで磨くときは、オイルの量はさほど気にしなくて良い。
たまに保湿のために~なんて言われるけど、そもそも柑橘系のオイルは揮発油なので保湿の効果はない。保湿はチークオイルとかそいういうモノのお仕事。
柑橘系オイルの仕事は、有機溶媒として手垢などの皮脂を溶かして浮かすこと。なので1分くらい置いたらすぐにキレイに拭き取る。
実際はオレンジオイルにもワックス成分や不揮発油が混ぜてあるけど、そもそも論ではこうなる。
黒檀紫檀は元々油分が多いし、目が詰まっていて簡単に油分が抜ける事もないので補充はさほど必要ない。油分より湿度管理の方が重要。
車が汚れ放題でも美意識と関係なくフロントガラスは拭くように、ギターも指板にはこだわるべき。
弦が頻繁に切れるときは、ペグを磨いてみるといい。メッキのハゲやひょんな事でついた傷で弦に引っかかっているかもしれない。
太めのタコ糸にコンパウンドをつけてグリグリ磨く。
同じものでブリッジサドルの溝もグリグリ磨いてみるのもいい。