2010/05/17(月)これは負けなのかどうなのか

ゼロスタイル・ミントというのが発売された。
いわゆる、嗅ぎタバコというものだそうです。
ニコチンは最も軽いものの 1/20 程度という事なので 0.005mg/本 だろうか。タールは当然 0 だ。
カートリッジあたり 0.005mg なのか、一服相当分あたり 0.005mg なのかよくわからない。

吸ってみた。禁煙を続けていて、ニコチンが抜けている、かつニコチン中毒の離脱症状をまだ覚えている、というこの体であればゼロスタイル・ミントのニコチンがどれほどのものか感じられるはずだ。
と、いいたい所だが、昨日実家に帰った際に、妹から 2本貰って吸った。

吸ってみた感想:
ものすごく...ミントです...。メンソールじゃない。サーティワンのチョコチップミントを想像すると一番近いかもしれない。
ニコチンが入っている感じがするかどうか、というと...わからない...。多分、卒煙の手助けになるほどの量のニコチンは入っていないものと思われる。
電子タバコと違って煙的なものは一切ないので、口の中で煙をくゆらせる感じを味わう事はできない。
吸い方が、タバコと違ってダイレクトに肺まで吸い込む吸い方になるので、ミント味が大量に入ってくる。メンソールやミントを苦手な人が禁煙のために我慢して吸うっていうのは無理だと思う。


吸った気持ちになるか、というと、電子タバコの方がマシ。
ニコチン摂取の役に立つかというと、微妙。多分立たない。

という事で、多分今後引き続き売れる事はないと思う。
JT的にも、ニコチンが極端に少なくて依存性がほぼないものを売っても商売上のうまみが少ないと思う。

今後も成り立たせようとするなら、ニコチンの摂取量を現在のタバコと同程度まで高めたものが出ればいいのかも。