2021/05/30(日)課題とサンダルランニングで得たいもの
https://man10000.hatenablog.com/entry/20151113/1447394036
- サンダルに慣れる過程で、豆や皮膚の厚皮を伴わせない
- 厚皮したから痛くない、というのはシューズを履いているのと変わらない
- スイングしない走り、摩擦を発生させない走りを身につけるためにサンダルを履く
- サンダルを履くことをゴールとしてその過程は何でも良い、というものではない
- 「エコノミック」を取り違えない。
- 必要な筋力、瞬発力を発揮した上でむしろそれらも含めて総体としていかに省力できているか、がランニングエコノミー
- 脚作りが出来てないのに走れる、という魔法のランニングエコノミーは存在しない
- 足底筋のバネ
- 重心が正しくなる事によって中殿筋大殿筋の強化
- 正しく路面を押せるようになる程に、途中で力が後ろに逃げず最後まで踏めるようになる
ある程度はしょうがないのかという思いはある。反面、慣れるにつれて摩擦が減ってきている感覚もある。
釣り合う点があるのか、そもそも厚皮は不要なのか。自分の体の反応で確かめたい。
かかとの摩擦は無くなった。フォア寄りになったからなのか、真下に踏んでいるからかかとの摩擦が減ったのか。両方かもしれない。
重心を正しく、真下に踏む動きについては、トラックレースで前が詰まってしまったときの感覚が意外と役に立った。足を前に出せないので仕方なく真下に着く。これが実は正しい。
左足が重心より前に出る癖はまだ消えないので引き続き意識する。平坦な路面だとほぼ問題ないけど、下り坂になるとブレーキを掛けたい気持ちと相まって左足が前に出がち。
サンダルに頼らず解決していきたい課題として、路面を踏むタイミングで遊脚と支持脚の膝が揃う程度に挟み込みを意識していきたい。スプリンターのように接地のタイミングで引き上げが完了している程の動きはいらないけど。
2021/05/26(水)トーガっていうらしい
指で地面を掴むのではなく、足の裏全体で地面を掴む感覚で行うと吉。
親指はできるけど、他四本の指は感覚が掴みづらい。
何が変わるかというと、足の裏全体で地面をつかもうと力を入れるとアーチが高くなる。
指だけに力を入れて指で地面をつかもうとしてもアーチは上がらない。
拇指球、小指球で地面を押してやるのが基本だけど、さらに指も含めた「面」で押してやる感覚を持つとアーチが更に高くなる。握るのではない。
マンサンダルで連日走って測定に疲労が蓄積していると、筋肉が固まった状態から歩き出すときに痛みがあったりする。親指も使って面で押す感覚だとそれも軽減される。それが正しいという事なんだろう。
これは良い地味トレ。
2021/05/22(土)駒沢公園にて
デタラメな接地でミッドソール素材が変な方向に変形して、それでも信じられないくらいバウンドしてた。
かかとが真横に飛び出すような変形もおかしいし、かかとに一番荷重がかかるのもおかしいし、荷重が真下じゃなさすぎる絶対やばい走り方。
ホントにリアクトインフィニティと同じくらい怪我が減るのかな。絶対履きたくないと思った。
...というか、リアクトインフィニティも、そのシューズを履いていれば怪我が減るだけで、怪我をしないフォームを身に着けてくれるシューズではないんだよね。初心者の頃は大好きで履いていたけど、今はランニングフォームを見失うので履かなくなった。ちょうど700km走ったので引退させてもいいかな、と考えてる。
耐久性が高くて、700km走ってもアウトソールは全然減ってなくて角が残ってるほどなのでもったいないけど、履かないんじゃしょうがない。
正しくなければ走れない、っていうのが正しく怪我を減らすシューズだと、思う、よ。
その意味ではマンサンダルが最高。
毎日のランニングでスピードが出なきゃ嫌だ、という人は考え方を直した方が良いと思う。
逆に、今まさに自分が意識を置いている、MP関節で路面を跳ね返す走り方の超ハイレベルな人を見かけた。
ほんとに一瞬しか接地してない。小指球から拇指球への動きはあるんだろうけど、ほぼ拇指球だけで路面を跳ね返しているように見える。アレが理想か。
2021/05/12(水)横アーチ
厚底を履いていると絶対に見失う割に絶対見失ってはいけない要素。
歳を重ねると筋肉も成長しませんが、白線組織はもっと成長しない。じゃぁ、要らないように厚底履いてサボるか!って思うやつはランニング以外の本気になれる趣味を探したほうがいいよ。
足底を使う、という意識をしばらくしているけど、大事なのは大きな(言っても小さいけど)筋ではなく、横アーチ。横アーチを思い切り使う、というのでもなく、ちゃんと外側から接地して拇指球に重心が移動していく中で反発してあげる。この動きで上に反発する力をもらう。後ろに蹴って前に進む反発は、要らない。結構要らない。
なので、意識的には縦にぴょんぴょん跳ねてる感覚になる。実際はそこまで動いてないけど。
大事なのは重心の横移動で衝撃を吸収して反発も得る。
これを見失うとフォーム探しで数キロ無駄に疲れることになる。
自分用備忘録。
2021/05/01(土)2021-05-01
ペラペラなソールで接地するには足底筋膜の力で衝撃を吸収する事が必要になるんですが、慣れていないとこの筋肉はすぐに力尽きます。特に普段厚底シューズをメインに履いている場合、ましてやプレート入りをメインにしている場合は足底筋膜はふにゃふにゃの貧弱な状態のままかもしれません。
で、接地の衝撃を足底で吸収できなくなるとひとはどうするか。
無意識に、指を路面に突き立てて、指も接地に参加させる事で衝撃を吸収しようとし始めます。
拇指球小趾球のラインのMP関節を背屈させた状態で設置して、底屈により衝撃吸収と蹴り出しのちからを生み出す、という理想的な接地とは真逆に、底屈させた状態から接地してしまうため蹴り出しの際に足のしなりを生み出すことができなくなります。無理くりにサブスリーペースは出るかもしれませんが、それ以上はツラいでしょう。まぁクソみたいなフォームで走っちまったもんです。
あと、指に体重がかかれば腓骨筋に過負荷がかかるので危険です。炎症で済めばいいですが、くるぶしの箇所で脱臼したら完治はしないでしょう。適当に腓骨筋腱でググって解剖図を探せば、大きな力を掛けていい筋肉かどうか直感だけでわかります。
裸足ランナーやサンダルランナーにはあえて指を使う、とか足の裏が固くなっただけでデタラメなフォームで走れる稀有な才能の持ち主がたくさんいるみたいです。
よくそこまで自分の肉体との対話を無視できるな、と感心します。割とムカついています。
そして、そういう人に是非見て欲しい間違いない正解の一つ。裸足で 2:59/km。
高岡さんやべー。
サンダルランナーの皆様。
指力だの何だのカンだのとデタラメを並べるならこれ以上の説得力をもたせるようにお願いいたします。
3:00を切れないなら黙れ、というつもりはありません。その口からクソを垂れる前に、このフォームを否定する正当な理屈を考えてください。
追記:
はだしやサンダルの人で外反母趾みたいな形の人が不思議だったんだけど、解けたかも。
指力、とかいって地面に突き立ててるから靴のつま先がないのに前方から詰められるという器用な事をしてる。