2009/09/03(木)PODxt
大学を卒業し、おっさんになり、そもそもプロなんぞ目指さずにやってただけに、仲間との別れがあっても今後もぬるりと楽器との戯れを続けていく。そのために、PC とギターを接続する機械が欲しかった時に見つけた。
Guitar Port というギター <-> PC のインタフェースがあり、POD では DSP 処理が本来担当する処理を PC 上のソフトウェアで賄う、といういわゆる POD の廉価版。
これを狙っていたが、「PCでやるとどうしても遅延がありますから、POD がお勧めですよ」と店員さんに言われて口車に乗った。
しばらく使い、調子の悪いところも出てきた。PODxt のアウトプットボリュームが調子悪い。位置によって片方聞こえない、とか、位置によってボリューム調整を無視して爆音で出力、とかになる。使うときはうまい場所を探して調整。
ヘッドフォンの端子だけがうまくないようで、LR アウトには影響ないっぽいので実用にはさほど問題ないレベル。
久しぶりに使って、ベースをつなげたりもしてみて、ベースのセッティングも欲しいなぁ。ほかのアンプヘッド、キャビネットも欲しいなぁ、と思う。
そして悩む。
- 壊れかけの PODxt に 2万円の追加データを導入する
- \40,000 で PODx3 を買う
ベース用のアンプ、キャビネットも最初から入っている。
買い増すのか、買い換えるのか、判断のギリギリの線に位置してる。
力を貯めて、PODx3 か。
Line6 POD は今更説明の必要もない アンプその他シミュレータ。
メインはプリアンプ、キャビネットのシミュレーションだけど、エフェクターもシミュレートされていて、往年の Rat なんかもある。歪み系だけでなく、コーラス、フランジャー、ディレイ、リバーブもついているのでマルチエフェクターっぽい使い方も可。別売りペダルを買えば、ワウ、ボリュームコントロールも操作できる。ボリュームコントロールは歪の前に置くか後ろに置くか変えられるので、ボリュームのブースターにするか、歪のブースターにするか、といったことも操作できる。
生に近い音を出すような人であれば、これ一つですべて済んでしまう。
それで \30,000強であれば安い買い物かも。アンプシミュレーターにRat, Tube Screamer といった名器が実用可能なレベルで付いて来るので安い買い物どころかお得すぎる。
シミュレーションとはいえ、メンテされた状態で往年の名器とされるチューブアンプの音を聴けるというのがすばらしい。普通はスタジオにあるものしか触れないからね。
ということで店員さんの口車に乗ったけど損した気はしなかった。
そもそも何が言いたかったかって、「Windows7 x64 で PODxt と GearBox が動いたよ」ってことです。