2024/10/31(木)Astlibra終わり

終わり。ラストダンジョンで遊んでいたらステータスやアイテムがほぼカンストした。

クリア直前のやりこみは楽しいのにクリア後のやりこみはあんまり楽しくなくなる天邪鬼。

ストーリーについて思う所あり。コンピュータゲーム自体の進化が今のアラフォー、ファミコン世代といっしょに成長してるんじゃないか、と。容量の増加とともにゲームが変わってきた。

特に理由のないゴールを目指すゲームから物語はソフトウェアの外にあってその行動だけをゲームとしてプレイするものに進化して、ゲームの中で完結はしないけどストーリーがソフトウェアに書き込まれたものへ、そしてゲーム内部で物語を全て語る形へ。対象とするプレイヤーの年齢層が上がるにつれて物語も複雑化した。一本道の勧善懲悪から勧善懲悪を疑う物語へ、さらに複雑な寓意を含む物語へ。

なので、かつてはちょうどよかった物語も大人になると物足りなかったり、稚拙だったり物足りなかったりしてくる。かな、と。

ロックの世界観に似てる。十代後半だから聴けたロックは今でも聴けるけど、おとなになって出会ったロックは世界観が濃くて良いものほど聴くに耐えない。

ゼルダの伝説TotKは勧善懲悪で悪役は支配したいのか破壊したいのかわからんけどそこに重点は置いていないので気にならない。悪役の行動の背景まで掘り下げたら稚拙になるけど不自然なほど掘り下げないことで名作になった。

ゲームのシナリオって、あえて浅く二元的に描いたりしてるのかも。

なんかそんな感じ。

2024/10/21(月)Astlibra

GAIDENをやってみたら面白かった。ランダムダンジョンでハクスラするゲーム。

外伝というだけあって本編がある。外伝の途中から本編のネタバレがあるよ、との事だったので中断して本編をプレイしてみた。

こちらも同じシステムなので面白い。外伝の方が洗練されているのかな?ストーリーはまあまあ。

フリーゲームのノリが多く、追加シナリオもフリーゲームのノリ。語られる主題についてはゲーム的ではあるけど、文芸作品に触れている人にとってはしんどいかもしれない。

浅いのはいい。ゲームなので広く浅く。それはいいけど、色々支離滅裂。代償があるのだ...!って気づきを仰々しく語るけどいや、それ拘束の破壊でいいよって確認したじゃん。とか。ちょいちょいあるんだけど、こういうのは推敲を重ねるうちに食い違ってくるのか、複数人で推敲する事で食い違うのか、ちょっと興味深い。一人で書いていたら文体が変わったり焦点が移ることはあっても食い違う事はむしろ難しそう。

やりたかったのはハクスラなので、ストーリーははよ終われ、と思って進めている。