2024/03/06(水)ケアは大事
ケアは大事だと言われる。
突然不調になることがある。
いつも通り動いているはずなのに足音がパタン、と鳴る。
スネが張る。弾まない。
体はまっすぐに地面を踏んでいるはずなのにどうやらまっすぐ踏んでいないらしい。
オーバーストライドになっているようなのでまっすぐ踏むことを心がけてみる。まだ足りない。後ろさばきになるくらい接地位置を引いてみる。まだ足りない?これ以上後ろさばきにしたらそれはそれでバランスが取れなくなってしまう。それほど引いているのにまだオーバーストライドは改善されない。もうわけがわからない。
多分、端から見たら後ろさばきになんてなってなくて、単純にオーバーストライドになっている。
なぜか。
腸腰筋が固まっているから脚を後ろに引けていない。引く力を込めてはいるので、引けていない事に気付かない。
意識は身体を立てて真上から踏んでいる。でも実際は全然。腸腰筋が縮こまっているので、脚は本人が思うより全然体の前方で小さく回っているばかり。
よーく腸腰筋を伸ばしたら、なんか治ったんすよね。
これ、気付かないからすごくたちが悪いと思った。今までの原因不明の不調ってほぼこれだったんじゃないだろうか。
2024/01/21(日)支持脚のロック
気づいたので言葉の断片だけでもメモ。
接地して足が路面から離れるまで支持脚をロックし続けるという感覚について。
恥骨(?)を締めると骨盤を立てられる。
外旋内旋が重要だけど、それ自体を意識するのではない。接地の衝撃を正しく受けるために
- 中足部の外側で柔らかく接地
- 足が離れるタイミングでは拇指球で路面を押す
という動きを行おうとすると、自然と遊脚は外旋した状態で接地したくなる。路面を押すタイミングでは拇指球に荷重があるので、外旋した状態の足は接地の瞬間から内旋に切り替わって前足部では内側に荷重が移動している。このタイミングは凄くシビアなので、外旋内旋を意識して行おうとするのは危険。股関節が開いた形で荷重を受け取ってしまうと怪我に繋がりそう。
ウィンドラス機構とか超大事。足底腱膜を働かせるには、指は背屈している必要がある。
足関節痛の理学療法〜足部が苦手でもできる評価とアプローチ〜 (この記事めちゃくちゃ良いな)
「浮き指」が云々、というのは原因を見ずに結果として現れた現象だけに着目している好例。重心の真下に接地していたら逆に指を浮かせる事は出来ない。指を下に向けよう、という力を込めているなら、力が抜けた状態の足底腱膜に張力が掛かるから傷む、足底腱膜が働いていないから中足骨まで衝撃が伝わって痛む。
外旋内旋を強く使うときの意識。
一直線上に、接地のカカトを合わせる感覚。ガニ股みたいな感じ。恥骨を締める感覚を持つと骨盤が立つ気がする。支持脚のゆるみが無くなって路面反力を接地から足が離れるまでずっともらえる感じ。脚の外旋内旋の感覚が強いけど、実際の外見はほぼ平行なはず。骨盤の前後の動きで相殺される分と、内旋外旋の力は加えるけど路面に伝わって余らないので動きとしては平行を保っている。という事なんじゃないかと思う。
トラックレースにも適用できる感触がある。
内転筋の強さ、足底腱膜の強さ、内旋の強さは鍛えるのが難しいし時間も掛かりそうなので出来ない人はすぐには出来ないと思う。外旋は遊脚の動きなので特に筋力や瞬発力が鍛えられている必要はないはず。