2021/12/29(水)続・支持脚の剛性トレーニング

TOE-GA というトレーニングをしばらく続けていました。
最近、クロカンコースを走っています。

ふと、拇指球側に重心を乗せたときに、拇指球のアーチと内転筋と中殿筋で支えて内側への倒れ込みをゼロにして立つことが出来る事に気が付きました。
文字面や左脳の理屈で百万遍繰り返しても体感しないと理解することは絶対にできない事だと思いました。
重心が動くんだから倒れ込むに決まってるじゃん、突き詰めたところで程度問題でしょ、って思うよね。倒れ込まないんだなぁ。


百聞は一見にしかず百見は一体験にしかず。

2021/11/29(月)情報源

Youtubeめっちゃ観てる。
為末大学、HAGIRUNチャンネル、ハラケンチャンネル、ゼロベースランニング、けん玉ランナー、さかなクン、ポップラインのランニング魂その他。

でも、正しい情報が欲しい場合は実績のある指導者の動画なり書物なりを探します。
例えばジェームス中野さん、金哲彦さん、小出監督。他にもいらっしゃるでしょう。
名門高校の練習メニューが解説、理屈込みで公開されていたりしますし。
実績っていうのは結果に対して責任を背負って期待に応えた事を指します。

市民ランナー相手にマウント取ってるだけ、とか、選手として学生時代まで優秀でした、とか、そういうのはその人はすごいランナーなのかもしれないけど指導者として信頼を置く根拠は無いです。市民ランナー相手だと責任は皆無なので指導者として成長する事はないでしょう。

実績が学生時代で止まってるうえに実業団では指導者になる知能がないのでただペーサーだけやって追い出されてそうなナントカマックスとか。

TKDはチームアクセルの言うことだけ聞いてればいい。
有害情報は断ち切れ。スピードランナーは脹脛がデカいとか、スピードを出す際には前に踏み込むとかポンコツ過ぎてどーしよーもないヤツの言うことは耳に入れないほうがいい。

大迫傑をつま先走法と表現する人もいたけど、forefoot と tiptoe は違う。
自身がつま先とハムストリングス下部で蹴りまくって走ってるのでやっぱりどうしようもないんだけど。

RSナントカいう脳内の理屈を晒して悦に入って人間を相手にせず、市民ランナーを見下して小馬鹿にしてる組織は要らないと思います。知識の核になっているのかもしれない彼をなんとかしないと
ファウンダーは大損こくかもわからんね。
煽り動画をコラボで出すのは視聴者にもコラボ相手にも失礼極まりない。自分のとこでやれ。不快。


タカヤマラソンさんや、くれいじーかろさんは真面目に指導者を目指してるんだな、と思った。
両方ともキャラが濃すぎて、かろさんに至っては実は真面目なのにキャラを押し出そうとしてそれが痛くてなかなか見続けるのがつらいのですが。

ハラケンのケンちゃんは、結果が伴わない頃から自分の走り方には伸びしろがあると体感を得て、それを信じていた天才なんだと思っている。

なにはともあれ、どんな理屈も自分の体で試して自分の体がどういうフィードバックを返したかを体感として認識する事が一番大事。

2021/08/14(土)ポイント練習

ランニングの練習効果を考えてみた。
市民ランナーのレベルでの話。だいたい、フルマラソンを3.5時間~3時間くらいのレベル。
このくらいのレベルだとポイント練習はしなくて良いか、少なくともスピードに振ったメニューは無駄なんじゃないか、と思った。

自分について言えば、普段のランニングは多分ジョグではない。
テンポアップ走とか言われるものに近いと思う。ジョグにしてはかなり速い。
4:30/km~4:10/km で 10kmが基本。これを週4~5。
初マラソンが 3:26 だけど、その当時から常に 5:00/km より速いペースで走っていたので、Mペースより少し速いくらいで走っている。
Mペースを 10km~20kmなら楽に走れる、というのを一つのマイルストーンとして考えている。
10km~20km を楽に走れるペースでないと、フルは完走できないという事を学んだ。

ポイント練習はあまりしない。
この2年間の累積でいえば、テンポアップ走 85%, Jog 13%, ポイント 2% くらい。
ハーフマラソンやフルマラソンを目標にするならポイント練習は要らないくらい。

ポイント練習は数える程度しかしていないので、2%無いかも。
  • 1000x5 を2回
  • 変化走を 3回
    • 1000ダッシュ(3:30/km) 1500ジョグ(4:45/km)を 5回繰り返し。アップダウン含め 16km
  • 400x10インターバル(78')を 1回
  • ヤッソ800を1回(3:05)
一番効果が出ているのは変化走だと思う。
変化走以外のメニューはほぼ、誰かと走っているので追い込めているんだけど、強くなった実感が強いのは変化走。変化走は一人で行っている。
1,000m のレースに出場して 3:03" で走れたんだけど、ショートインターバルでもこんなペースで走ったことはない。

おっさんは瞬発力がないので、ショートインターバルに意味をもたせられる程追い込めないんだと思う。
あと、サブ3程度のスピードにショートインターバルは不要。サブ3程度。大事なことなので何度でも言います。

なので、走りを止めない、緩めすぎない変化走が適しているし、おっさんの瞬発力でも十分なスピードを出せる。これが、1,000のインターバルになってレストが緩くなると、もっとスピードを出さないと効果が得られないと思う。

心拍を維持する事は必要なトレーニングだけど、心拍を最大まで上げることはあまり大事じゃない。というかおっさんにはそもそもメニューの目的を完遂することが不可能。
おっさんサブ3ランナーにショートインターバルは無駄、という事は知っておかないと無駄に疲れたり無駄な強度によって怪我してしまいそう。
サブ3ならテンポアップ走だけでいいんじゃないか?

エリートランナーをなぞってテンションを上げる事も大事なので全否定はしないけど、怪我を押してまで行うメニューではないので、そこの線引きは大事。

2021/07/31(土)ゴヘエ

ランニングの理屈でよく言われる事に語弊があると思った。

腰を高く保つ

腰を高くするのではない気がする。
腰を伸ばす方が近い。脚と腰と背筋が一直線になる事が大事。
変に浮いてしまったり、つま先で引っ掛けるような接地になってしまうと逆効果。
しっかりと路面を捉えるために、膝を伸ばしすぎないためにむしろ重心は下がっている。

足裏の重心移動はかかとの外側から小指球へついで拇指球へ移動する

これは間違いではないけどミスリードがある気がしている。
足裏の荷重をセンサーなどで可視化したら圧力の変化は移動していると思う。
ただ、それは意識的に作るのではない。意識としては外縁がわから接地して、そのまま小指球で踏む。
圧力は拇指球にもかかるけど、真っ直ぐに踏み込むだけでも土踏まずがあるのでここをぐるっと回り込むように足裏の圧力は遷移する。
土踏まずがなかったら荷重は真っ直ぐ前に移動すると思う。

拇指球に移動する意識を持つと、拇指球に重心が寄りすぎて中足骨を痛める原因になりそう。

2021/07/28(水)LSD

いまだに納得できてない。それに時間がかかるし好きじゃないのであまりやらない。

LSDだとフォームが変わって違う刺激が入るから良い、という人がいる。
LSDでもフォームを意識して走るべき、という人がいる。
LSDで毛細血管が発達する、という効果が大きく言われている。

フォームが変わって良い効果があるという理屈は共感できない。
フォームが狂ってしまうような事はしたくないし、スネ下を使うから良い、はそんなはずがない。
フォームを変えてしまうくらいならママチャリタイプのエアロバイクを漕いだほうがいいよね。脚へのダメージも無いし。

フォームを意識して走るべき、についてはわかる。
そもそもフォームの崩れをよしとして良いはずがない。
脚作り、という意味でもただ有酸素運動を行うのではなく走る事は大事だと思う。
ただ、30kmを走れるペースで走ればゆっくり走る必要は無いのでは?

LSDで毛細血管が発達する、というのを主目的とするならエアロバイクを漕ぐべきだと思う。
長距離を走ると着地の衝撃で足の毛細血管が破壊されて溶血性貧血になる、というならこの手の衝撃を避けながら有酸素運動を行うのが合理的なはず。

あと、単純に自分の完走時間と同じ時間動き続ける経験を積むと良い、という話もある。
これはなるほど、と思った。ただ、これもエアロバイクでいいなぁ。


遅くする事のメリットがわからない。
30kmのペース走、軽快走、2時間3時間の時間走を否定する明確な理由がわからない。

いわゆるガチユル走や、小出監督のやっていたメインメニューの後にペースにこだわらなくていいから1時間ジョグをする、というのはわかる。
単発でLSDを行うメリットがわからない。

タカヤマラソンさんの内容が一番納得行くんだけど、それでも遅くする理由はわからんのよな。
ゼロベースでは何か言ってないかな。