2009/05/17(日)ギターでも再開しようかどうしようか

壊れたペグを治したついでにジャカジャカと弾いてみる。
普段はセミアコをアコギ代わりにコード譜追いながら弾き語ることしかしないんですが、ちょっとリズムに変化をつけてみたりバンドの裏で刻むっぽいストロークをしてみる。
右手が動きません。前にまたちょっと弾いてみたときに右手がうごかねー、と思ったもんですが、さらに動かない。16刻みが空振ったり深すぎたり。

まともに刻めるペースまで落としてみよう。
...ちょっと速い 8刻みでした。
シェイクとかならフツーのテンポで弾けるけど、16刻みで2拍とか途中で引っかかる。まぁ、こういうのは毎日続けることが大事らしいので続けてみよう。だらだらと。

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2009/05/09(土)ギター復活

ギター復活しました。

せっかくだから俺はこの GOTOH 製を選ぶぜ!

と思いまして。ペグなんていう単体での需要が薄いパーツは楽器のメッカであるお茶の水、中野、大久保あたりに行かないと無いかな、と思いつつも取り合えず近場の池袋へ。案の定ないのでお茶の水へ。
イヤな思い出もありつつパーツならここかなーっていう BigBoss がなくなってた。うぇーい。
※ 改装のため移転してたらしい
まぁ、イヤな思い出っつーても単に「技術者に接客させんな」っていうだけの話かもしれません。「ナットが鳴いてるんです」っていうギターを BGM 掛けっぱなしでチェックして「鳴いてませんよ」っていうヤツを技術者と呼んでよいのかは置いといて。
パーツとかを扱ってたイシバシ楽器は店構えが変わってて置いてなさそうなのでスルー。
他にパーツ置いてそうな店ってどこだよ!と思いつつ BigBoss と同じエスパー系だけど感じのいいナントかっていう駅すぐそばのお店へ。ここって店構え凄い小さくて、BigBoss があったらもう要らなそうなのに工房あるのね。工房があるのでパーツも各種そろってた。
で、ここに GOTOH の H.A.P.M システムなペグあったのでこれを買う。

追記:エスパー系がみんな感じ悪いみたいになってますが、そんなことないです。販売員の人は普通に友好的だし、用もないのに出かけた靖国通りの反対側にあるオーダー専門のお店の人は感じもよくギタークラフトへの愛を感じました。BigBoss 5F に8年ほど前いたリペア担当が感じ悪かったって話

ついでに三省堂で小説を買った。

何事もなく帰りまして組み付け。
ペグなんてどうやってくっついてるのか知らんので恐る恐るネジを外す。ギターは木工品なので木ネジでパーツが付いてるんですが、当然木ネジはミスったら穴がバカになってしまうので気をつける。
何のことはない、ペグのポストが通る穴に金属のブッシュがはめ込まれてて、そこに通したペグが木ネジで固定されてるだけ。ヘッド裏でペグを固定しているネジを外せばそれだけで外れる。
元から付いてたブッシュを抜き取り(ブッシュを外す治具が購入したペグに付いてきた)、新しいブッシュをはめ込む。ギターパーツはインチ規格だったりミリ規格だったりでサイズが微妙に合わない事があるんで不安だったけど、今回はどっちの規格か知らんがサイズぴったり。
※ テキトー過ぎると思われるかも知れないが、合わなかったらネックごと交換する覚悟があった。いや、今すぐにそんな金は出せないがそのうち。と、ネック交換についてはギター購入当初から考えつづけて早数年。

GOTOH の H.A.P システムは卷弦と素弦でペグが異なるので間違えないように組み付けて終わり。
かんたーん。弦を交換するより早い。

で、各所で評判の GOTOH のペグですが実際のところ素晴らしい。俺のクルーソンタイプのペグの場合、弦を張る前にポストまでの長さに合わせて弦を切り、ポストの溝の深さに合わせて折り曲げる、という見積りをしてから弦を張るんだけど、結構めんどい。これからはこういっためんどうな見積りがいらん。
ストラトなんかでも弦を一回巻き返す、とか変な工夫が要らないです。
  • いきなりポストの穴に弦を突っ込む
  • ポストひと巻はこれくらいかなーっていうアバウトな長さで弦を余らせて巻き始める
  • 少し巻くと弦がロックされるので、余った弦はギリギリまで切る
    • 残ってるとギターの弦は思いのほかぶっすりと刺さります(指先に 2〜3mm? もっと?刺さった経験あり)
    • この時点でロックをきっちり締めておくとさらに安心
  • 巻き巻き
ロックされているので、テンションを掛けるときにポストから外れないように抑える手と弦を引っ張る手とペグを巻く手の三本の手が必要、でも手は2本しかありません、という事態にならない。
そもそもひと巻き程度しか巻かないので緩む余地がなく、テンションを掛けながら巻く必要もない。ただ巻けばいい。抑える必要も弦を引っ張る必要もない。使う手は1本でいい!
高さが可変なので、テンション掛けたいから巻き数増やす、とかも必要ない。テンション掛けたかったらポストの高さを下げればいい。巻き数を増やすとチューニングが狂いやすいし。

こんな素晴らしい GOTOH のペグだけど、大手ブランドのスタンダートなタイプのギターだとあまり採用されてるのをみません(でした)。YAMAHA のパシフィカの 6万円以降のモデルくらいだろうか。カタログとか真面目に見てたのが10年近く前なんで今は違うのかもしれないけど。
10万円以降のクラスのギターには GOTOH 装備必須にしたらいいのに。
まぁ、実際大手メーカーじゃないところから出てる万能タイプのギターは GOTOH ペグ + Willkinson ブリッジってのが定番ではあるのかな。これは俺が学生の頃から変わらんなぁ。


あと、わざわざ人目に触れるところで反論するのはアレだけど、「壊れたなら捨てろ」という意見について。
しょっくだったので。

ギターはボディさえ生きていれば何度でも蘇ります。
伐採による森林の減少が問題になってるけどこれは楽器にも影響があって、楽器は音を響かせるものなので、いいモノを作ろうとすると「良質な木材をできる限り少なく接いだもの」が必要になります。見た目がよければある程度均質でなくても構わない家具材ですら大きなものは入手困難な今、十分なサイズで均質であることが必要な楽器用の木材はほとんどないです。高級ギターに足りる品質になると 2ピースで作ることすらままならないらしいです。

俺のギターは高級ってほどのものではないけど、それでもそれなりの品質のチーク 2ピースなのでこれを捨てるってのは俺の損というだけじゃなく、もったいないお化けがマジで出そうなくらいの行為なんでできません。ましてやメカニカルなパーツの問題で捨てるなんて論外。

まぁ、愛の問題なのでギターを弾かない人にわかってもらえないのはそういうものなので、悲しい、寂しいだけで怒りとかはないです。
現代の工業製品の常識で言えば 1ヶ所壊れたら直すより捨てるもんだしね。

2009/05/08(金)お前までそんな事言うな

まずは忌野清志郎氏に合掌。

GW中はRCサクセションのラプソディーを聴いてました。
んで、なんとなく久しぶりにギターを取り出して弾かずに磨いてた。半年ほどほっぽってただけにネックがオイルをガンガン吸うぜ。テレキャスだけどローズネックなんで手入れをサボるとこうなる。そしてナチュラルフィニッシュ。ラプソディーで仲井戸"Chabo"レイチ(←なぜか変換できない)が雨上がりの夜空にを演る時のと似てる。
オイルをたっぷり塗ったので落ち着くまで放置。

で、「雨上がりの夜空に」でも弾こうとさっき弦を張ったら 5弦のペグが空回りする。
うわー、しょっくだ。一生持ち続けると思ってたギターなのに。ヒドイ乗り方とかしてないのに。いや、乗らないし。

今の所普通にチューニングする程度のテンションなら耐えてるけど、対策せんと。多分弾いてるうちに緩んじゃうし。
テレキャスのクセに薄くて平べったいネックは気に入らないけど、真っ当なところでネック作ったら中古で充分な品質のギターが買えるほど金掛かるし、ペグだけ換えるかなぁ。