2020/06/10(水)中距離ランナーのバランス感覚

身体的なバランス感覚はアスリートならみんなレベルマックスだろうけど、走るための理論について。頭のいいランナーが多い気がした。
桐生選手のチャンネルもためになるんだけど、走るための理論よりも出力を上げるためのトレーニングに寄っている気がした。単に現役だから自分のためのトレーニングを紹介しているのであって、理論を理解させるという事に重きを置いてるわけじゃない、という事かもしれない。

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別に、有名人と考え方が同じだったから有頂天になるわけではないけれど。
やっぱりそうだよね。短距離も長距離も、理屈は同じ。

ただ、理屈は理屈。おじさんは無理をしない。
本来は加速するほど接地が中足部前方に寄るはずなんだけど、筋力が落ちまくっているからか、先日スピードを上げてみたらむしろ踵の荷重が強くなった。
  • 中足部から着いて踵への流れは出来ていつつ、接地が強いから踵の荷重も強くなったという、理想に近い変化なのか
  • 中足部先行で体を支えられないので無意識にヒールコンタクトになってしまったという悲しい結果なのか
真実はわからない。
わかっているのは、足底に限らず各箇所の筋力に余裕がないので瞬発力を全開にした動作は出来そうにない、ということ。
大殿筋・ハムストリングスをマックスで蹴るのと、シザースを意識して入れ替えを素早くするのはどっちかずつしか出来ない。回転か、歩幅か、両方は無理。
未来視の能力によって、股関節が「パキッ」て破壊されるビジョンが見える。


今の時点で 3"40/km で走れたので満足はしている。
単発 3"20 まで上げられたら御の字かなぁ。