2014/03/15(土)ギターの名前が決まりました。
GOTOH の SE510W をギターに組み付ける際に大事故が起きました。
今日わかったこと。
- CollingsにgotohのSE510Wを取り付けることは不可能ではない
- 木部の加工はすこし必要
- ブッシュは取り付け不可
- スタッドアンカーを使ってブッシュを無理繰り外した
- ヘッドの突板も一緒にぶち抜けた
オープンバックタイプのペグがガタつくのを抑えるためにそういう、手間を掛けた構造になっている。
ペグブッシュが固くて、叩いても外れない。玄能で叩いたらヘッドの突板ごとぶち抜けた。
外れてわかったことは、接着剤で固定されているのと、GOTOHのブッシュは足が長いので無加工では取り付けられない。
ブッシュの交換をするなら工房にお願いするべきだった。
ちなみに取り付けられない理由とされているセンターガイドについては、これは柔らかい樹脂製なので簡単に取り外せる。それでもセンターガイドの付いている箇所は少し太い。
ヘッド裏のペグ穴が7.1mmで開いているが、これを、深さ;1.5mmほど7.9mmに広げれば収まる。
テーパーリーマーでほんの少し広げるだけで済む。
うまくやるなら:
- 蒸気を当てたり、上手い治具を使って綺麗にブッシュを抜く
- gotoh のブッシュは足が長いので、その分を掘る
- キッチリとセンターを出せる旋盤が必要
あと、自分が縦ロゴだとか筆記体だとかスパゲティだとかデカールだとかの、ブランドとしての顔っていう意味でのヘッドの外観をどうでもいい事だと思っていることも幸いして、あまりショックは受けてない。綺麗な縞エボニーだとかそういう事の方が自分には大事。
いい音が出ることが大事であって、ビンテージだとかレアだとか、そういう事に興味はない。若干レアなギターかもしれないけど、世の中のギターが全部このクオリティなら良いのに、くらいに思ってる。
無塗装の剥き出し部分を修復すれば自分の気は済む。
こんな出来事があったので、ギターの名前が決まりました。
疵面にちなんで。