2009/10/19(月)レスポールと初音ミクを手に入れた

歯茎から血が出ませんかの続き。タイトルは多分「試奏」からの連想だと思う。意味不明で申し訳ないが、今回のタイトルも懲りずに嘘です。

タイトルは嘘です。
大事なことなので二度いいました。
本当はテレキャスターを手に入れました。
ちょっと前になりますが、Fender Japan のテレキャス TL-55TX を買いました。色は U.Sブロンド。
ギターギター言ってる割に実は全然弾けないし、音を拾ったりとかも苦手です。なもので、新しく買うことでギターを再開する意思を盛り上げて長続きさせようという目論見です。

で、買ってどうだったか、という話。試奏もした上で買ったので大きながっかりや思いがけないことは特にありませんが、試奏してもわからないな、と思ったことがありました。当たり前の話ですが、「古い弦ではボディも鳴らない」ということです。大体店頭に並んでいるギターというのは弦は張りっぱなしなうえにオクターブチューニングもずれてますから、いい状態ではない。弦を張り替えたら鳴りがよくなりました。

前の日記でいい部材は使えていないだろう、ということを書いたけど、クソ重いです。計ってないけど 5kg は余裕でありそう。まぁ華奢な方ではないので弾く上で問題にはなりません。スタンドから持ち上げるときにもう一台のより(かなり)重いな、って思うくらい。

覚悟していたことですがテレキャスの 3-way ブリッジはマジでフレット音痴でした。たいして音感のよくない俺でもわかる。覚悟していたことだし、6-way を載せ替える予定なので別にいいですが、ちょっと驚いた。

どうでもいい話として、今までのギターに新しいギターのネックをつけてニコイチできないか?を試してみました。元のギターが Fender ではないのでダメかも?と思っていたのですが、ネックポケットの形状は驚くほどぴったりでした。Fender のネックをつけると元のものよりちょっときつい程度。
これなら付くかも?と思ったのですがネジ穴の位置が違いました。埋めて開けなおしてもいいんですが、そこまですることもないか、という気持ち。


一番の目的だった三角のネックシェイプについて。これは大正解でした。
シェイクハンドがめちゃくちゃ握りやすい。すばらしい。慣れれば Thin U でもOK、というレベルではない。実際いままでだってシェイクハンドには散々挑んできた。...まぁ、後になって「ギターがルート音を弾く必要はない」という考えにすれば Thin U シェイプでもコードは弾けることに気づいた。が、フレーズによっては Thin U ではやっぱり無理なものもある。

三角でなくとも太丸でもよかったかも、という疑問はまだ残るものの、クラシックグリップで持ちにくいということはないので太丸でもよかったとしても問題なし。いや、太丸でもいいなら漫画 BECK のモデルが一番好みだったんじゃないか、といえばちょっと後ろ髪が引かれる思いはあるが。

メイプルネックについて。弦を張り替えてすぐだと、確かに高音域が出る、立ち上がりが速い、というのがわかる気がします。
が、そんなことよりも重大な事柄を発見しました。ネックについた手垢がすごく目立ちます。結構ショック。


というわけで、毎日とはいかないまでも弾いてます。薬指は大きなチョーキングを繰り返しても全然痛くないくらいにカチコチになりました。
耳コピせずに譜面を見て弾いてますが、チョーキングの振れ幅をコピーする、とかそういう所に意識がいくようになりました。
右手もあと一ヶ月も続けたら満足できるレベルに届くんじゃないかっていう程度に振れるようになりました。
左手は、まずはシェイクハンドでのコードチェンジに慣れることに主眼を置いてます。そこそこ慣れてきました。


※ネックシェイプについては、三角ネックは世間では一番クセのあるシェイプとされているので参考にして失敗したとしても俺の知ったことではありません。
※Thin U でも弾けないフレーズなんかない、俺がヘタレなだけだ、と思うかもしれません。まぁヘタレだし、手が人よりでかいわけでもないし、楽できるところで楽することをずるいと思わない程度におっさんです。