2023/04/04(火)膝は使わない

走る時に膝は使わない。

膝を曲げる力で推進力を得ないというだけでなく、着地の衝撃を膝の屈伸で吸収することもしない。そういう感覚を得た。

これは股関節主導で走る。重心の真下に接地する。という事を心がけていた時に気づいたもの。重心の真下に接地すると、そもそも衝撃という程の衝撃はない。股関節と、足底で衝撃をいなして反発させられる。重心の前に接地すると急激に衝撃を感じるし、バタン!という足音が鳴る。

膝の屈伸が起こらないと、それに連動して接地時の足首の屈曲も起こらなくなる。膝が曲がっていなければ、スネは垂直に近いまま接地するので足首の屈曲は起こらない。

重心の真下で接地ができるだけで、膝の故障も足首やアキレス腱の故障も減る。さらに言えば、重心の真下で、路面を真下に踏む事ができるとアーチをアーチとして使う事ができるので足底の故障も減る。

足底をロイター板のように、板バネのように、とかいう有害なデタラメは忘れる事。アーチだっつってんだ。アーチと板の区別がつかないとか、前足部とつま先の区別がつかない自称専門家はかなりヤバい。かなりヤバいんだけどいっぱい居る。