2023/07/27(木)Freerun NN

ひっそりと2023版のフリーランが出ました。

ナイキ フリー ラン NN

2021版がベアフットシューズからかなり離れた感触だったけど、2023版はもっと離れた感触。 2021版は、第一印象がふわふわした接地で柔らかいんだけど路面の小石を踏むと足裏に直接刺さる感じで、全然やさしくなかった。保護しないんだけど無駄に沈む。前後左右の屈曲の自由度は過去最高だったので、硬いものがないような芝生や草むらでは実はベアフットシューズ的な効果は高かった。

2023版は 2021版と2019版の間を取った感じ。 2019版のようなカチコチなソールではないけど、2021版のようにふわふわでもない。言ってしまえば、よくあるEVAソールにフリーランの切れ込みが入っただけ。全っ然ベアフットではないけど、毎日のランニングにちょうどいい。

サイズが少し大きめかもしれない。前後左右とも余裕があるので、試着してサイズダウンしたほうがよいか確認する必要あり。

昭和生まれの小中学生が履いていた運動靴に近い。無理なく毎日履ける。そして、定価が安い。今のところは文句なし。

2023/06/15(木)Youtube動画について私見

ちょうど昨日同じ事を考えていた。

噛み付いているコメントが興味深い。

股関節内旋で間違いない。外転筋で動かして内転筋で支えてる。外旋筋?はよくわからないけど。さらに元コメントを混乱させる事実が、動画内でも触れられているけど拇指球に踏み込む。股関節内旋だし、拇指球側、つまり内側に荷重を寄せる事になる。

過回内を防ぐための解説だけど字面だけで考えると過回内しようとしているかのようにすら受け止められる。

字面だけじゃなく、自分の体で試して、その結果どんな反応が返ってきたのかを自分の体と頭で噛み砕かないと情報に振り回されてしまう好例だと思った。

自分の感覚ではこの動きによって秒でアーチが上がる事はなくて、アーチを上げておかないと中足骨のダメージが大きい。なのでMTP関節の巻き上げを意識してアーチで衝撃を吸収できるようにする必要がある。

股関節の動きはこちらのドリルが良いんじゃないかと思った。

2023/05/29(月)30km走の重要性と機会

フルマラソンに臨む際に30km走は必要か、というのはよくある疑問で、議論に発展している事もある。そんな30km走について思った事。

フルマラソンで目指す記録があるのなら30km走はやるべき、というのが自分の中での結論。脚作りのためよりも、完走できるペースを予測するために走る。 30km をレースペースで走ったときの自分の疲労度合いからそのペースで 42.195kmを走れるかどうかの予測を立てる事ができる。

昨シーズンはフルマラソン 2時間50分を目標にして悉く失敗レースを重ねたけれど、シーズンが終わってから 30k を走ったときにそんな実力はなかった事に気がついた。本当はシーズン前に実力を予測しておくべきだったんだけど。

東京都北区赤羽マラソン が良かった。毎月開催されているので、都合が合わない月があっても他の月に出走できる。

残りは個人的な振り返り

自分は、昨シーズンのフルマラソンは全て失敗したけれど、ハーフまでのレースは悉く成功だった。大成功だった。ハーフまでのレースが成功したおかげでペースを見誤った。5000m は 16:23 で走った。ガチゆる走のような時短トレーニングも余裕を持ってこなせた事で調子に乗った。フルマラソンの目標タイムを 2:50に定めた。4:01/km ペースで走る事になる。このとき、4:01/kmで 42.195kmを走りきれるのかという根拠はまるで無かった。でも調子乗っていたので目標に据えた。

フルマラソンシーズンに入るまでに、ロング走はほぼしていなかった。マラニックで休み休みのんびり走ったくらい。

初戦の横浜マラソンは 3:40/km で突っ込んだ。33km まで 4:01/kmより速いペースを保ったのは大したものだけど、38kmで脚は完全に止まった。

その数日後、PBアシストハーフマラソンを走った。4:00/km で 15km まで走り、残り 5km を 3:45/km で走った。このハーフマラソンが反省すべき点を見失わせた。2:50で走れるハズだと根拠のない自信を掻き立てた。

つくばマラソン。4:00/km を守る事を心掛けた。30kmで脚が尽きた。

湘南国際マラソン。完全に不調。4:30/kmで走る事にしたが33kmで脚が尽きた。

不調から抜け出して、春になり、東京都北区赤羽マラソンのスリークォーターの部(31.64625km)を2回走った。結果は 2:08(4:02/km) と 2:04(3:56/km)。トータルのタイムや順位よりも、一定ペースで走り切る事、フォームを崩さない事に重点を置いて走った。飛ばしすぎず、後半落ちることもなく上出来。フルマラソンなら更に 10.5km あるが走れるのか、といえば無理だろうという体感を得られた。つまり、2:50でフルマラソンを走る実力はない。

という事で、30kmをレースペースで走って疲労度合いを体感する事は大事だと思った。特にスピードタイプに分類される人は気を付けたほうが良いと思う。

自分の各距離ごとの成績は、標準的な V.O2 Max の表に当てはめると 3000m, Half, Full と距離が伸びるごtにV.O2 Max が2ずつ落ちた記録になっている。スピードタイプに分類されるんだろう。こういう人は V.O2 Max の値よりも、実際に距離を踏む事を厭わないことが大事だと思う。スピード走からのペース走という時短トレーニングも実力より高いレベルでこなせてしまう気がする。自分はそう。

1000m 3000m 5000m Half Full
3:01 9:45 16:23 1:19:09 2:58:21

2023/05/24(水)トラックシーズン開始

開始なのかな?

あまりヤル気は湧いてこない。ロードもトラックも、ヘコんではいないけど燃えてもいない。ヤル気がわかないながらも2.1km レペ@駒沢公園。2.1km@3:30/km R5min * 3。

E: adidas adios pro3

Total distance Lap pace
7:22.0 2.11km 3:30/km
7:21.0 2.10km 3:30/km
7:33.0 2.15km 3:31/km

燃えていない中で 2.1km * 3 は始めるまでの気持ちのウォーミングアップがしんどい。中距離の走力は極端に落ちてはいなそうなので、去年の続きから始められそう。

2023/05/22(月)また又・ぬけぬけ病

続々・ぬけぬけ病

ふと、以前から気づいていたはずの意識が薄れていた事に気がついた。

接地の荷重は脛骨を通る範囲で受け止めなければいけない。

かかとから路面を捉えに行く、とか接地を身体の真下に引き込む、とか実は字面が示す動きがなんなのか曖昧なんだけど、脛骨にまっすぐ荷重をかける、と表現するとわかりやすい。字面ではわかりにくそうだけど、意識して動いてみると間違いが起きにくい。股関節を使えている疲労があり、ぬけぬけ病の頃のように痛みが出る事はない。

衝撃は強く返ってくるので、MTP関節の背屈や足底筋膜の使い方、股関節を使った衝撃の吸収ができていないとつらいかもしれない。