2023/04/09(日)ナイキのスプーン

カーボンプレート入りのシューズが百花繚乱。自分もいくつか履いてきた。

  • Nike Vaporfly Next%
  • NewBlanace Fuelcell 5280
  • Adidas Adios Pro 3
  • NewBlance Fuelcell Elite v2

試着だけなら Asics Meta Speed シリーズ, Tempo Next%, Mizuno Wave Rebbelion Pro とかも履いてみた。

先日、Vaporfly Next% で 30k を走ってきた。4:02/km でイーブンペースを刻んだ感じ。その時にプレートの感触に気づいた。前足部に力が加わると、プレートが中足部を押し上げる。リズムよく接地していくと足を跳ね上げてくれる感覚が楽しいし助かる。

履き味が一番無難だけど、助力も良い。なんだかんだ言って、オリジナルが一番ノウハウや設計思想を持ってるんだよなぁ。

2023/03/08(水)React Infinity と React Miler

シューズの好みが変わったかもしれない。ジョグシューズなのでパフォーマンスに影響しない部分ではある。ランニングの質を上げられるかどうかには影響するかもしれない。

リアクトインフィニティは、アウトソールがかかとからつま先まで弧を描いている。いわゆるメタロッカー構造というもの。ホカのように大げさな見た目はしていないけど、転がって進む感覚はある。

マイラーは、つま先の先端、かかとの後端は反り上がっているけど基本は平ら。転がる感覚はない。

メタロッカーの走り心地が嫌いだ。

路面の反発をもらって走っているときは、アキレス腱は伸張して力が掛かった状態で路面に着き、反発する。これは、反発をもらって走る事が出来ている人にはわかるんじゃないかと思う。接地時間は短く、その瞬間には脚はロックされて固まっている。

メタロッカー構造は、前提として接地時間が長い。アキレス腱が緩んだ状態で路面を踏んでいる時間がある。脚が前に倒れ込むタイミングでアキレス腱に力が入っていないまま伸ばされる事になる。自分の場合だけかもしれないが、楽に走ったはずなのにアキレス腱付着部に痛みが出ている事が多い。

インフィニティでも短い接地で転がさずに走ればいいんだけど、ふわふわしてるせいでそれも難しい。

2021/06/22(火)厚底を履こうと思う

しばらくマンサンダルで走って、足底のトレーニングや接地の仕方を鍛えられたと思う。
ただ、ちょっと自分には過負荷になる部分が否めない。

足底の筋肉が張るのはサンダルを履いた人みんなが感じることだし、よくストレッチしてあげれば回復する。
足の甲まで痛みが出てしまうとしばらく治らない。走れない程ではないんだけど、休ませないと痛みや違和感が消えない。多分筋肉が疲労してうまく衝撃を吸収できないまま走るせいで無駄に傷めているんだと思う。

頻度を減らして、週イチ程度にしようと思う。
この時期なら雨の日だけにするとか。

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2021/03/22(月)厚底を捨てようと思う

15kmを on cloudflow で走ってきた際のストライド、接地時間、ピッチのグラフ。by Garmin RDPOD。
アベレージ 4:30/km。特別速いわけではないそこら辺にいるレベルのおじさんランナーです。
スクリーンショット 2021-03-23 0.49.23.png
10km以降に、足底の接地・反発とハムストリング上部の連動がバチコンとハマった感覚があって、「30年前ってこんな感じだったかもー」と思いながら走っていました。
結果を見ると、ハマった感覚を得たところで如実に接地時間が短くなり、歩幅が伸びています。
ピッチは微増しているので速度はかなり上がっています。
接地時間が短くなった感覚はわかるような気がしますが、ストライドを伸ばす意識は皆無でした。

「大殿筋を使って蹴るためにはMP関節の屈曲が大事ですよ」というのはタカヤマラソンさんのYoutube動画だったと思うのですが、探しても見つからないんですよねぇ。まさにこの言葉通りの事を体感しました。

これ、MP関節を使いながら拇指球小趾球で路面を捉えて横アーチの反発で路面を跳ね返す、という意識を持たなければたどり着けなかったと思っています。
そして、この感覚はプレートの入った厚底シューズでは知覚できない。

自分はプレート入りの厚底で走るときには、足底の力は抜いてしまっていました。プレートが代わりに反発してくれるので、脱力していて構わないし、省力化によってスタミナを残せるのです。
なので、自分の走り方だとプレート入の厚底シュースでは今回の気付きは永遠に得られなかった事になります。

ナイキの厚底はフォアフットでないと使いこなせないと言われるけれど、フォアフットで走るための学びは阻害する。すでにフォアフットを正しく身に着けているのでなければ、デイリートレーナーには薄底を選ぶのが良さそう。

2021/03/21(日)厚底でも走れる様になったので厚底を捨てようと思う

  • 足裏の横アーチが強化されて、フォアフット気味でもふくらはぎが張らずに走れるようになってきた。
  • 足指と中足骨の間のMP関節の屈曲をうまく使う事が重要で、これは薄底などのソールが屈曲しやすいシューズを履くと身につきやすい。
    • 厚いか薄いかよりも屈曲する事が重要な気がする
  • 厚底のような屈曲しないシューズだと足裏のどこに一番荷重が掛かっているか、という感覚を遮断されてしまうので、身につきづらい。固いカーボンプレートがあるとこの感覚は完全に遮断される。
  • どこに荷重をかけて設置すべきかを把握したあとなら、厚底でもシューズの中でMP関節の屈曲と荷重を意識する事ができるようになる。できるようになる、というかしなければ正しく推進力を得ることができない。
んで、
  • 路面からの衝撃によるダメージはほぼ受けないので過剰なクッションは不要。衝撃を受けるのであれば、いなすためのフォーム改善や足底の強化を行いたい。なのでデイリートレーナーに厚底は不要。むしろ邪魔。
  • レースにおいては、ナイキのカーボンを履くと速く走れる。けど、今の所一分一秒を削り出したい、という意識はない。
    • on cloudboom の履き心地が好き
ていう話をしたいんだけどうまくまとまらない。

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