2023/01/11(水)NewBalance Fuelcell Elite v2

ハーフマラソンを走ったので今更のシューズレビュー。

https://shop.newbalance.jp/shop/g/gMRCELCO2

海外では SuperComp Elite v3 の情報が1年以上前から公開されていて、レギュラーラインアップに先行してNewYorkマラソンデザインのモデルが2022年末に発売済み。
なので世界目線でみれば旧モデルということになる。

ミッドソールはモチモチ系。
パンッと返ってくるより、グッと沈んでからポーンと返ってくる感じ。沈み込みのラグは大きい。
反発は強め。
なので、広い歩幅で走るタイプの人に向くかも。

カーボンプレートは柔らかい。
他のメーカーでは固めのPebaxプレートでもこのくらいかも。
ヴェイパーフライのように「板がある」という感覚はない。
固くないことで足運びの自由度が上がるメリットもある。
ミッドソールが柔らかいので、プレートが固ければ安定度は増すのかも?という気もする。

安定感はあまりない。
履いて歩くと安定していそうだけど、これはプレートが柔らかいせいで歩きやすいだけ。
ソールが沈む、レスポンスが遅い、ということで接地感はかなり弱い。プレートで遮断されている感覚ではなく、柔らかい厚底で曖昧にされている感覚。
安定感のなさについては、5280で経験済みなのでなんとか走れる。
安定感があるに越したことはないけど。
沈み込んでいる間は支持脚は支え続けないといけないので、股関節の筋力は必要だと思われる。
筋力というか、瞬発力。筋トレで基礎筋力を付けて、ランニングドリルを豆に行って鍛えるしかないかも。

反発をもらえる姿勢で重心をまっすぐ合わせて踏めれば気持ちいいけど、外すと走りにくいし、外しっぱなしだと怪我に繋がりそう。
支持脚をしっかり固定して反発をもらうだけの筋力が必要。
高反発シューズは股関節周りの筋力を使うので、フルマラソンではもっと安定感があるシューズがいいのかもしれない。
ヴェイパーフライか、メタスピードエッジとか。

出場したレースはハイテクハーフマラソンで、結果は79分台。
ハーフマラソンを走った感覚では、股関節の負担が大きすぎるとか、安定感がないせいで足首に負担がかかるという事はなかった。42.195kmになるとどうなるか?そこはまだ未知数。

2021/08/27(金)さよなら Cloudflow

On Cloudflow
On Cloudflow が天寿を全うしました。走行距離約 600km。
ファンランやお出かけランに履くと走っていても測っていないタイミングがちょいちょいあるので、実はもう少し多めに走ったかも。

良いシューズだったけど、反発や安定性が落ちていくのが早かった。600km走ったけど実際は 500kmくらいから感触が変わったのを感じていた。
素材ではなく、構造によって機能性を実現している以上解決不能な弱点なのかもしれない。

良いシューズだし、定価もお手頃なんだけど値引き幅が小さいので実はコスパも良くはない。

厚底でも薄底でもない丁度いいシューズ、という位置づけで一足持っておきたいところではある。
好きだけど次も履くかというと迷う。

なにはともあれ、お疲れさまでした。

2021/08/20(金)2021-08-20

暑さが厳しい時期は息が上がりやすくて早く疲れたりしていた。
今日は暑さが緩んだおかげか気持ちいいペースで最後まで走ることが出来た。
14.69km1:03:264:19/km
スクリーンショット 2021-08-21 18.18.58.png


フリーラン 3.0 を履いたときはなぜか調子が良い。
しっかりしたシューズを履くと、重いから力が入るのかソールが曲がらないせいで感覚が変わるのかわからないけど、変なところが疲れて上手く走れない事がある。フリーランを履くとそれがないので気持ちいい。
慣れてしまえば5.0 と 3.0 で大きな差はないんだけど、3.0のときに調子良く走れる事が多い。

2021/06/22(火)厚底を履こうと思う

しばらくマンサンダルで走って、足底のトレーニングや接地の仕方を鍛えられたと思う。
ただ、ちょっと自分には過負荷になる部分が否めない。

足底の筋肉が張るのはサンダルを履いた人みんなが感じることだし、よくストレッチしてあげれば回復する。
足の甲まで痛みが出てしまうとしばらく治らない。走れない程ではないんだけど、休ませないと痛みや違和感が消えない。多分筋肉が疲労してうまく衝撃を吸収できないまま走るせいで無駄に傷めているんだと思う。

頻度を減らして、週イチ程度にしようと思う。
この時期なら雨の日だけにするとか。

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2021/05/22(土)駒沢公園にて

ナイキのインビンシブルランを履いて走っている様子を初めて見た。
デタラメな接地でミッドソール素材が変な方向に変形して、それでも信じられないくらいバウンドしてた。
かかとが真横に飛び出すような変形もおかしいし、かかとに一番荷重がかかるのもおかしいし、荷重が真下じゃなさすぎる絶対やばい走り方。
ホントにリアクトインフィニティと同じくらい怪我が減るのかな。絶対履きたくないと思った。

...というか、リアクトインフィニティも、そのシューズを履いていれば怪我が減るだけで、怪我をしないフォームを身に着けてくれるシューズではないんだよね。初心者の頃は大好きで履いていたけど、今はランニングフォームを見失うので履かなくなった。ちょうど700km走ったので引退させてもいいかな、と考えてる。
耐久性が高くて、700km走ってもアウトソールは全然減ってなくて角が残ってるほどなのでもったいないけど、履かないんじゃしょうがない。

正しくなければ走れない、っていうのが正しく怪我を減らすシューズだと、思う、よ。
その意味ではマンサンダルが最高。

毎日のランニングでスピードが出なきゃ嫌だ、という人は考え方を直した方が良いと思う。

逆に、今まさに自分が意識を置いている、MP関節で路面を跳ね返す走り方の超ハイレベルな人を見かけた。
ほんとに一瞬しか接地してない。小指球から拇指球への動きはあるんだろうけど、ほぼ拇指球だけで路面を跳ね返しているように見える。アレが理想か。