2020/02/29(土)心配性な父

Garmin ForeAthlete 645 Music と Running Dynamics POD を導入した。

今まで Polar A370 を使っていて、大きな不満はなかった。
機能が付いていないものはあるけど、そこは廉価モデルってことで把握して手に入れている。ただ、GPSが時計側にあったほうがいい、というのは使ってみるまで気づかなかった。

あと、Garmin を導入してみて大きな差だったのは、アプリ。
Garmin Connect はこのアプリ単体で使えるデータを出してくれる。使えるというか、そこいらのランニングアプリより詳細なデータを出してくれる。

例えば、左右の足の接地時間の偏り。
IMG_0823.PNG
Polar のときは、Polar Flow から他のランニングアプリに共有したデータを見ていた。スプリットごとのラップとか、わかりやすい見方ができなかったので。その瞬間の時速、では具体的にどのくらいのペース?っていうのがわかんない。イヤ、時速が一番具体的かもしれないけど、こちとら 1km あたりの所要時間でペースを示すのが共通言語なんで。

狙っていた効果としては、GPSが時計側にあるのでルート、高低差などきっちり取れる。あと、高架下をくぐったときのデータ欠損が起きなかった。これはGPSだけじゃなく、RDPODにジャイロ的な機能が付いているおかげかも。

音声通知やラップの自動取得とか、色々確認しながら使ってみる。


心配性な父の物語を描いていたのはあーみん。

2020/02/15(土)君は小宇宙を見たか

Nike Free Run 3.0(?) を買った。
Nike By You で、レースアップだけど 3.0 ソールなもの。

フライニットで良かったかなぁ、と思ってしまっている。
踵のフィットがイマイチよくない気がする。踵を保持するためにペガサス36に似た膨らみがついてるんだけど、位置がうまくない感じ。
Free Run は 5:00/km 程度のペースで 5km 程度まで、という推奨がある。普段10kmを走るので、さっそく推奨から外れる。気にしないけど言われると気になる。
まぁ、慣らしながら履く。

それはそれとして、普段は ペガサス36を履いている。
ベーシックなランニングシューズとして36代続く定番モデル。
何足か靴を試してみて思うのはこのシューズの優秀さ。他のシリーズのように、反発がスゴい!とか吸収がスゴい!とかそういうのは無い。悪い点もない。ギター弦で言えばダダリオの普通のアコギ弦。
強いて言えば、甲高な日本人も履けるように、足の甲部分にもうちょっと横方向の伸縮があってもいいかな、というくらい。
月100km程度走ると買い替えタイミングは結構早い。履きつぶしてもまたこれを買いそう。

2020/02/11(火)全員お縄につけ

ランナーは全員なわとびを日課にするべき。

ランニングフォームの中で一番大事なのは着地。
速く走るためであったり、効率よく走るために他の要素もある。
着地は、ちゃんとしないと怪我をする。着地箇所だけじゃなく、足首膝股関節腰に怪我をする。
かの名言、「競うスピードより重要なのは着地」が示す通り。

ランニングで使う筋肉の中でいちばん大事なのは足底筋。土踏まずのアーチ。
速く走るためであったり、効率よく走るために他の筋肉も使う。
アーチは、ちゃんと機能させないと怪我をする。衝撃を吸収するためにはまずアーチ。
名言は特に無い。

これらを全部改善してくれたのがなわとび。
適当に探せば正しい跳び方は出てくるけど、
  • 膝を使わない。ほぼ曲げないくらいの意識で跳ぶ。
  • つま先だけで跳ぶ
  • 体はかがんだり沿ったりせずまっすぐ前を見る
膝の力で跳ぶのは絶対ダメ。
これでごく普通の前跳びを跳ぶだけで足裏のアーチにバシバシ効く。ランニングほどの瞬発的な負荷ではないので怪我の心配はない。カーフレイズのように瞬発的な負荷が一切ないわけでもない。自重がしっかり掛かるのでまさに丁度いい。なわとびをすると、「カーフレイズの動きって、ランニングでしないよなぁ」という思いが湧いてくる。
そもそもランニングに欲しい力は瞬発力であって最大出力ではないので、カーフレイズはさほど適切ではない。


最近よく聞く「プロネーション」の改善。
片足跳びがいいけど前跳びでも良い、親指側で踏ん張るか、小指側で踏ん張るか、均等に力が掛かるように踏ん張るかを意識すると修正できる。
単一の筋肉を標的にした筋トレだと正しいバランスで鍛えられなかったりする。鍛えられても、それを実際のフォームに落とし込むための感覚の修正がすごく難しかったりする。
なわとびなら高強度の負荷をかけられるし、上記のようにバランスを感じながらトレーニングできるので、フォームに反映するための云々はほとんど必要ない。実際の使い方をしながら高強度の負荷をかけられるって、いろんな競技、いろんなトレーニング種目があるけど、こんなにバッチリハマるパターンは他にないのでは?っていうくらいズバリはまる。


自分は右足の踏み出しが全然できてなかったけど、片足跳びを跳ぶ事で 1ヶ月弱で克服できた。
1月初頭になわとびを始めて、今すでに左右の足の強さのバランスの不安は全く無い。

大腿四頭筋も鍛えられるので、膝に不安がある場合にも有効。
お尻やハムで蹴るフォームを手に入れている人なら腸骨筋にもちょっと効くので嬉しいはず。ただこれはハンガリアンスクワットのほうが効く。ジャンガリアンハムスターのように繰り返すが良い。


ランニングのトレーニングとしてなわとびがこんなに注目されていない事が信じられない。
四の五の言わず跳べ。

2020/02/09(日)ヌルチャック

ここのところ、フォアフットがどうとかの意識をしていない。
意識しているのは、大臀筋の力をいかにまっすぐ路面まで伝えるか、大殿筋の力に重心をまっすぐ乗せられているか。
これができると、着地位置は自然と体の真下に寄ってくる。悪い癖がついているので、意識しないとヒザ下を振り出してしまう事はあるけど、かなり理にかなった着地になる。

着地位置とフォアフットについては、着地位置が重心の真下に来ると勝手に中足部で着地するようになる。踵から着地するのは逆に難しい。そこからスピードを上げたらフォアフット気味に着地位置が変わっていくのかもしれない。足首のちからでは特にいじらず、振り下ろすに任せている。
なので、足裏の着地位置がフォアフットかどうかというのは特に気にしていない。
これが正解だと思っている。

絶対ダメなのが、足首の角度を意図的に作って前足部、中足部で着地してフォアフットだミッドフットだということにする事。重心の位置をちゃんと整えられていないなら、ヒールコンタクトの方がマシなこともある。
数ヶ月前は向こう脛の筋肉が疲れる事があって、バカな走り方をしていたものだな、と今では思う。


ハーフフットのチルチャックは、読み切りではヌルチャックだった。

2020/02/02(日)ふわっふ

ジョイライドランフライニットは普段履く用に買ったんだけど、せっかくなので昨日今日と走ってみた。

評価通りランニングシューズとしてはダメ。海外のYoutubeで買ってはいけないとまで言われていたけど、言い過ぎではなかった。酷い。

なんでミッドソールじゃなくインナーソールの足と触れる側を柔らかくした???
昨日なんとな気づいたのでTabioの厚手で靴下自体にも滑り止めがある靴下を履いていったけど、それでも豆ができた。
足の裏の畑で豆が大豊作。
踵にもろに体重を乗せるようなヒールアタックで走ると荷重が分散されて大丈夫そう。ってバカか。

踵のホールドが弱い。
素材が柔らかいのはいい。他にも踵が柔らかくてもホールド感があるシューズはある。
カップが浅い。アキレス腱に向かって踵がすぼまる形をとるまえに切れているので、ホールドする気が最初から無いと思われる。
なにかの構造が入っているのは何かを期待した工夫のようだけど、なんの効果を発揮しているのかわからない。
結果としてホールドできてない。くつずれができる。

ロードテストしたの?これ