2020/02/01(土)半歩後ろを奥ゆかしく

股関節の痛みを克服しつつある手応えを感じて快調に走っている。
お尻の筋肉を使う意識で走ると、ゆっくりのつもりでも 5:00/km くらいになる。
そこからしっかりお尻の筋肉で蹴っていく意識を持つと自然と 4:30/km くらいまであがる。
特に力を入れいてるわけではないのでそのペースを保ったまま10㎞完走できる、ような甘いもんではない。
7~8㎞は走れるので、また変な箇所が痛まなければ数週後には走れるんじゃないかな。

そんな走り方をして最後の3㎞で気づいた事。
かなり疲れて、もうキリの良いところでやめて歩こう、と思いながら、疲れて顎が上がって重心も後ろに寄っちゃったまま走る。でも思う、7㎞走った地点でやめる、と決めたのならそこまでは全力を尽くそうじゃないか。こんな状態でもケツ筋の蹴りに体重を乗せるにはどういう体勢を作ればいいんだ?
そして見つけた。前傾自体は、そんなに傾かない。ケツ筋の蹴りもそんなに変わらない。着地位置が変わった。今までも意識していたけど、もっともっと、半歩かもうちょい、2/3足分くらい後ろが正しいみたい。
そんで1㎞は 4:45/km くらいまで戻った。そして使い切って、後の2kmは 5:00/km まで落ちた。

着地位置そのものを意識するよりも、
「ケツ筋を使った蹴りにまっすぐ重心を乗せられることを意識する。」
これだ。間違いない。

2020/02/01(土)ふわっふわの金属

高級変化球シューズ、NIKE ジョイライドフライニットを買った。
アウターソールに人をダメにするビーズクッションが入っているふわっふわのシューズ。
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NIKEはカラーバリエーションが増えると旧カラーの価格が下がるので \19,800(税抜) ではなく、公式ショップで \12,318(税込) で買った。

もう海外も含めていろんなところでレビューをされていて、ランニングシューズとしての評価はボロカス。海外では買ってはいけないとまで言われている。
ネガティブな感想は、「1km/5分を切りたくないランナーだけがこの靴を履き続けなさい」。

4:30/kmくらいなら行けるのかな、と思ったけどソールが馴染んでくると指先の力がどこかに逃げていく感覚が凄い。ジョイライドデュアルはソールの前部分にビーズが入っていないらしいけど、きっと正解。
4:30/km以上はクッションのせいで接地の安定性も不足するので怪我をしそう。

沈み込むのがソール全体的ではなく局所的になるせいか、靴の中で足が擦れる。久しぶりに靴ずれができそう。足裏の接地箇所、中足部の親指側には豆ができた。
指先の力が逃げていくんだけど、靴の中に盛り上がりがあって指はそれを掴んでいる。それで安心しちゃう。実際は力を乗せられていないので、土の上だと蹴り込みの最後でスベる。

いいところは、クッション。
あるきながらわざと踵からドスンドスンと着地してみたけど全く平気。ヒールアタックで走っても全然OK。
これを履いたアンディ・フグの踵落としはスライムも倒せなさそう。
裏を返せば間違えたフォームでも平気で走れてしまうので、欠点とも言える。

なので、5:00/km を切りたくない、と思っている人だけが履くべきシューズ。

さらにいいところは、デザイン。
かっこいい。


ランニングでは使えずオサレスニーカーにするという可能性を 99%くらい見積もっていたので想定通り。