2009/11/20(金)音叉

音叉って歯に咥えてデコピンするとよく聞こえるし手は開くしでみんなそうしてるものと信じてたけど、ググってみたら「音叉 くわえる」のヒット件数が少なくて驚いた。
ちなみに、音叉の音程は U の字部分で決まるので歯形がついても大丈夫。

ピアノの調律って音叉一本でどうやって 88本の弦を合わせるのか疑問に思ったのでググってみた。音叉と一緒に鳴らして規定の時間内に何回ウネるかで合わせるらしい。へぇ~。最初、説明を斜め読みしたら「時計を使って合わせてください」の意味がわからなすぎた。

音叉でぐぐると楽器関連よりも音叉セラピーという民間療法が引っかかるこの病んだ世界。
音叉の音が気持ちいいのは間違いない。


まぁ、普通はチューナーで合わせる。

2009/11/18(水)ワーマス

安っ!
Warmoth Custom Guitar Parts
USA Cunstom Guitars
MUSIKRAFT

数が出るからセミオーダーでこれだけ細かい指定が用意できるんだろうな。日本でやってるところがないのは、冶具を用意することすらコストに合わないからなんだろう。アメリカの市場サイズすげぇ。

ヤフオクで安物をバラして売ってる業者やこの程度の英語が出来ない人はマジで涙目になったほうがいい。

検討するわ。


日本でテレキャスのネックを三角とかトライアングルとかいうけど、英語圏では Boat っていうのね。船底みたいな形ってことらしい。ネックシェイプじゃなくて Neck contour だし。
無駄に賢くなった。

うぉ、しかもワーマスは30周年記念で 20% off だ。買うしかねぇかな。


と、言うことで買った。塗装もこれからなので届くのは 1ヵ月半後。
送料まで込み込みで $258.09、今日の相場(1$=¥89.35)換算で 23,060円34銭。ちょっと、決算までの数日間ドル暴落しろよ。

幅細め、握りは厚め、ローズネック。アールは迷ったけど 10"(250mm) にしてみた。7.5"(184mm) にすると完全に懐古趣味スペックしか選べなくなるので。トラスロッドはヘッド側から調整できてブリットヘッドじゃないやつがいいだろう、ブリットヘッドダサい。それか、木の音がしなくなってもいいからダブルアクションでネック横から調整できるやつだ。

まぁ、アールがついててローズネックであること以外のスペックは割とどうでもいい。

BECK モデル買っとけばそれでよかったのに!という後悔があると思われるかもしれないけど、元のギターのルックスが気に入っているのでむしろ活かせてハッピーだ。


あ、ギターのネックの話です。

2009/09/21(月)歯茎から血が出ませんか

ギターを売ったお金で再びギターを買おう、という事で楽器屋さんで試奏してきた。目的は三角ネックはどんなもんなのか試すこと、と、実は今のギターの前は安物のいわゆる無難に売れることを目的にした ThinU ネックしか持った事がなかったので太丸ネックも試してみること。今のギターも安物ではないけど ThinU だし。

弾いてみたのはテレキャス三本。アンプはマーシャルとフェンダーで弾いてみた。
何で漫画のキャラクターモデルを選んだかっていうと、漫画は読んでないけどローズネック、塗装がさらさらのマットフィニッシュで好みだったから。

それぞれの感想:
TL55-TX
Texas Special ピックアップなので音が太いらしい。らしいというのは、コレを最初に弾いたんだけどどうやら今持ってるギターもハイパワーなピックアップが載っているので特に変わっているとは思わなかった。三角ネックは意外というか予想通りというか、とても・・・三角です。
三角ネックは握りこんだ時に確かに親指が5弦まで楽に届く。
クラシックグリップでも全然違和感はない。というか、あからさまに三角なのは 7f あたりまでなので単音フレーズには影響ないと思う。

TL55-US
こちらは US Vintage ピックアップで、いわゆるテレキャスターのピックアップ。確かに線が細い。トレブリーっていうよりは繊細?な感じというか、良くも悪くもフェンダーの 1弦2弦の細い頼りない音。低音弦がブリブリの太い音にならずいい感じ。
よくテレキャスは難しい、といわれるのはこのピックアップがピッキングのニュアンスをすごく拾うからなんだと思った。道理で何が難しいのか今までわかんなかったはずだ。

TL68-BECK
こちらも US Vintage ピックアップ。このギターはネックの形状、指板材や塗装以外の部分は TL55-US とほぼ同じスペック。同じスペックのはずなんだけど...やたらとトレブリー、ギャインギャイン。ピッキングにミスって強く引っ掛けたりしたら派手に目立ちそうで弾くのが怖い。
マーシャルでしか弾いてないんだけど、フェンダーでも多分そうだと思う。音のキャラクターが全く違った。
太丸ネックも握りこんで弾くのに困る事はない感じ。
ヘッド裏にBECKのロゴが入ってるのですごく人前に出しづらい。


太丸も三角も握りこみやすかった。三角の方が若干楽な程度。ネックグリップよりも指板のRが影響するのかもしれない。
今まで太いフレットしか触った事がないので細いフレットは違和感がある、まぁ慣れる。
で、Fender Japan も鳴るよ?本家に3倍も4倍も出すほどの違いがあるとは思えない。ちゃんと試奏して買えばいい。この値段で 1ピースボディなのでいい部材は使えてないだろうけど、組み込みとかはちゃんとしてると思う。

脚注:
製品紹介ではなく俺の主観なのと、あくまでも店頭に並んでいたギターを弾いただけなので個体差があります。BECK モデルもこのモデルの特徴ではなく個体差が激しい一本だったのかもしれません。

2009/09/16(水)フラッシュを焚くと眉毛が消える

妹が木村カエラのライブに行ってきたらしい。
生でもちゃんとうまいらしい。

ところで今、ギターを買おうか悩んでいる。
今のギターは見た目と音はいいんだけど、テレキャスの癖にネックが 400R の ThinU なのでえらく弾きづらい。
で、木村カエラと聞いてCAR のセル巻きテレキャスターを買おうかと思った。

が、このモデルにはトライアングルネックがない。実際にトライアングルが自分向きかは試奏してみないとわからないが、Uシェイプを弾いたときの感じではトライアングルの方がいいんじゃないかと思ってる。

悩んでいる。カエラギターが選べないことじゃなく、好みのネックが見つからないことを。

具体的にどういうネックがいいのかっていうと、
握り込めるトライアングルネックでローズ指板
塗装はさらさらなフィニッシュがいい、オイルフィニッシュか、サテンフィニッシュって言われるやつ

がいい。これはミッシェルに出会う前からの好み。ミッシェルに目を止めたきっかけもローズネックのテレを弾いてるっていうことだった気がする。
メイプルのぺちぺちした触感は好きじゃない。

ローズじゃテレキャスの音じゃない、という意見もあるだろうけど、俺はテレキャスの "芯をくりぬいた木を叩いたような" 中音域が好きなので、別に高音域が減ろうが構わん。そんな音だよね? 構わん、というか、好きな高音域のギャリギャリ感はブリッジによるものなのでネックによって出る差はどうでもいいっつーか、"いわゆるテレキャスの音" じゃなきゃっていう懐古趣味を持ち合わせていないっつーか。


"何年製のレプリカモデル" じゃなく、もっと柔軟にラインナップを広げてくれないものか。

悩む。

2009/09/03(木)PODxt

PODxt を持ってる。
大学を卒業し、おっさんになり、そもそもプロなんぞ目指さずにやってただけに、仲間との別れがあっても今後もぬるりと楽器との戯れを続けていく。そのために、PC とギターを接続する機械が欲しかった時に見つけた。
Guitar Port というギター <-> PC のインタフェースがあり、POD では DSP 処理が本来担当する処理を PC 上のソフトウェアで賄う、といういわゆる POD の廉価版。
これを狙っていたが、「PCでやるとどうしても遅延がありますから、POD がお勧めですよ」と店員さんに言われて口車に乗った。

しばらく使い、調子の悪いところも出てきた。PODxt のアウトプットボリュームが調子悪い。位置によって片方聞こえない、とか、位置によってボリューム調整を無視して爆音で出力、とかになる。使うときはうまい場所を探して調整。
ヘッドフォンの端子だけがうまくないようで、LR アウトには影響ないっぽいので実用にはさほど問題ないレベル。

久しぶりに使って、ベースをつなげたりもしてみて、ベースのセッティングも欲しいなぁ。ほかのアンプヘッド、キャビネットも欲しいなぁ、と思う。
そして悩む。
  • 壊れかけの PODxt に 2万円の追加データを導入する
  • \40,000 で PODx3 を買う
PODx3 にはギター用の追加アンプ、モデル、エフェクタが最初から入っている。
ベース用のアンプ、キャビネットも最初から入っている。

買い増すのか、買い換えるのか、判断のギリギリの線に位置してる。
力を貯めて、PODx3 か。


Line6 POD は今更説明の必要もない アンプその他シミュレータ。
メインはプリアンプ、キャビネットのシミュレーションだけど、エフェクターもシミュレートされていて、往年の Rat なんかもある。歪み系だけでなく、コーラス、フランジャー、ディレイ、リバーブもついているのでマルチエフェクターっぽい使い方も可。別売りペダルを買えば、ワウ、ボリュームコントロールも操作できる。ボリュームコントロールは歪の前に置くか後ろに置くか変えられるので、ボリュームのブースターにするか、歪のブースターにするか、といったことも操作できる。

生に近い音を出すような人であれば、これ一つですべて済んでしまう。
それで \30,000強であれば安い買い物かも。アンプシミュレーターにRat, Tube Screamer といった名器が実用可能なレベルで付いて来るので安い買い物どころかお得すぎる。
シミュレーションとはいえ、メンテされた状態で往年の名器とされるチューブアンプの音を聴けるというのがすばらしい。普通はスタジオにあるものしか触れないからね。
ということで店員さんの口車に乗ったけど損した気はしなかった。

そもそも何が言いたかったかって、「Windows7 x64 で PODxt と GearBox が動いたよ」ってことです。