2009/12/16(水)ピックアップ

やっぱり STR-2 で見積もりが取られていた。あぶないあぶない。
で、確認ついでに STL-1 に変更してもらった。

今、Texas Special が付いたギターがあるけど、やっぱりカリンカリンの音は出ない。それでも Texas Special はテレキャスターの音だ、というレビューは見かける。
STL-2 もそんな感じかと思ったんだけど、どうも違うらしい。周波数のピークは結構下の方になる、と。さすがにレスポールとかに比べたら全然上なんだろうし、テレキャスの音として捉えられなくはないみたいだが、Texas Special よりもさらに太くパワーがあるっぽい。
というわけで、STL-1。

フロントも使うようになったらフロントも合わせて STR-1 にしたり、ごっそりと Texas Special や Fender Vintage にしてしまうかもしれないけど、それは多分また何年単位で先の話。

2009/12/15(火)問題アリアリ

入院させたギターについて
  • リアピックアップが断線してた
  • 購入したネックは波打ちがあって、フレットすり合わせの必要があった
と問題ありなんだけど、さらにネックを組み込んでみたら
  • ネックの仕込み角が変わって、ブリッジが高くなった
  • ブリッジが高くなりすぎて、オクターブ調整ねじの頭が弦に触れる
という状態であるらしい。ねじが弦に触れる部分をちょん切ってもらうことにした。
ていうか、仕込み角が変わったって大丈夫なのかな。ブリッジを高くする必要があるってことはボディとネックは逆V字を描いてるってことか。弦高を下げたらビビりそうだなぁ。

ピックアップについては、Duncan STL-2Fender Texas Special で見積もりをお願いすることにした。

問題がいろいろ沸いてるけど、細かく見てくれるからこそ問題が見つかるので、これはありがたいことです。
今まで ESP, WSR を利用した際にはあまりにあんまりな対応ばかりだった。ESP で買った ESP 製なんだからちゃんと見てくれよ。中古だけど。

そんな感じで、この際だからいろいろ直してもらおうという気持ちになってる。

ピックアップについて電話で話したときは「リアなので STR-2 ですね」って言われたけど、Rear の R じゃなくて Rythm の R がフロントで Lead の L がリアだね。再度確認しておいたほうがいいんだろうか。
工房でも上の人からいろいろ補足されながらやってたので歴が浅くて知識に不足がある人なのかもしれない。
いろいろ考えてくれてることが伝わるので、出来る人になおざりにされるより全然信頼できる。

2009/12/08(火)作業が始まったようです

ギター工房 弦は本日の作業をウェブで公開している(更新されない日もあるようだ)。
で、作業が始まったようでウキウキ。

そんなことよりも、レスポールのネックは折れすぎじゃないのか。LP ネック折れ修理がない日がない。
ヘッドに角度が付いているのでそのまま床に置いちゃダメ、っていうのを守らない人が多いんだろうな。ほいっと床において、うっかり踏んだらポキっと行く。
メイプルだったら踏んだ瞬間の感覚で足を引けば折れはしないかもしれない。試しにストラトやテレを裏返しに置いて踏んでみると結構折れない。




2009/11/22(日)レスポール自作

ワーマスでネックが安かったので、レスポールもここでパーツを揃えたら安いんじゃないか?と思って見積もってみた。
  • 加工費が高い
  • そもそもマホガニーは高い
  • ボルトオンネックだけどヒールカットにできる
テレキャスターとは掛かるコストが違うようだ。ギブソンではアーチトップとバインディングの有無で 6万違うわけで、加工にコストが掛かるってことだね。
※ Les Paul Standard と Les Paul Studio 比


↓でイチから手作りすればお金は掛からないな。すげぇめんどくさそうだけどちょっと作ってみたい。
http://cp.c-ij.com/ja/contents/2023/electric-guitar/index.html



レフティのジャズベが売り上げ増加とか、ちょっと引く。

2009/11/21(土)トラディショナルな2大ギターメーカー

ネックを注文してまだ日数経ってないけどわくわくしてしょうがない。

ネットをうろうろしてみた。そういえば、ギターマガジンを久しぶりに買ったときにレスポール特集をやってて驚いた。
  • レスポール超たけぇ。軒並み 50万てどういうことだ。
    • レスポールって俺が学生の頃 25万くらいだった気がするけど木材の入手が困難になったりしたのか?と思ったら普通に店頭価格が定価の半値なだけだった。一昔前の電化製品以上に定価の意味がない。
  • 菊池英二懐かしい。
    • イエモン世代です。イエモンを見て、手を反らすほどに開いてピッキングするのが正しいんだと思って真似してた。後になって後悔した。
で、ギブソンのサイトを見てみて、進化してるんだな、と当たり前のことを思った。ギタリストってのは脳みそが腐ってんじゃないかってくらい保守的な生き物だと思ってたけど、それはフェンダー限定の話だったようだ。

レスポール 2008 はロックペグ、ブリッジのロック、その他もろもろ、高級ギターだけある装備を身につけてた。チェンバードボディ一択なのはどうなの?ってのとヒールカットはしないの?っていうのが気になるけど。これはこれでアリなんじゃないでしょうか。
科学っ子としては自動チューニング機能付きのロボット・ギターがすげぇ気になる。超カッコいい(超合金ロボ的な意味で)。


3wayブリッジ、シンクロナイズドトレモロ、ウィング形状のストリングガイド、ボディ側トラスロッドをいつまでも引きずるフェンダーとはギブソンは一味違う。フェンダーが変わったのはバスウッドという廉価材を使うようになったことだけか。ウィルキンソントレモロとかも定着しなかったみたいだし。ていうか、ウィルキンソントレモロって今後10年の技術だと本気で信じてた、でも10年ちょい過ぎてみたら全然普及してなかった。
フェンダー"タイプ"のギターは進化してるけど、フェンダーだけ止まってる。

歪ませてなんぼのギターと生音をだしてなんぼのギターじゃ、ちょっとの変更による音の違いをプレイヤーが受け入れるかどうかの違いもあるだろうけど、実際はフェンダーの仕様なんて何十年も前にカビが生えている。時代ごとの名プレイヤーも、ノーマルのまま使ってるプレイヤーの方が少ない。その改造が要求するモノ、をフェンダーは取り込まなかった。
そもそもギターを工業製品として捉えたことがフェンダーの偉業なんであって、音質的な改善や演奏性の改善余地はいっくらでもある。意味不明にありがたがるオッサンしか相手に出来ないメーカーはもう終わってる、と思うけど結構保ってるね、この先も 10年くらいは保つんだろう。

ロングスケールのジャガーとか、P.U.ダイレクトマウントのストラトとか、なんで出せないん?
エヴァギターとか、どうでもいい柄物よりも本質的な変化が必要なんでは。
40年前に CBS に買収されたまま時が止まって、レオ・フェンダーが抜けてメーカーとして死んで、今もそのままなんじゃないの。
エヴァギターとか作ってる場合じゃねぇよ?一部の人が熱くなっているだけでも、温度が急上昇していればそこににエネルギーを投下するのがロック!ってことなのか、三十路喪男相手の商売おいしいです!て事なのかはわからんけども。それはせめてフェンダージャパンでやろうよ。フェンダー本家の看板掲げてやることじゃないと思うよ?


まぁ、文句垂れてもしょうがないので、前向きに弦高調整用芋ネジの底を紙やすりでならす作業をこなすことにする。
このくらい最初からやっとけよマジで...。
レスポールはこんなことなさそうだなぁ...。レスポール持ってもロンドンパンクくらいしか弾くものないから、高すぎるかぁ...。