2008/12/26(金)そんなこんなで地デジ

地デジ対応のデッキについて。買うときに店員さんを捕まえてダラダラいろんなことを聞いたり、使ってみた感想もあるので徒然と書いてみる。

今は B-CAS カードとかダビング10とかで様子見してる人も多いですが、ダビング10はまー、この辺が落としどころかと思います。コピーしたい人ってニコ動や YouTube に張り付けたい人だと思うんで最低画質ならコピーコントロール無し、とかにすると普及率が上がる気がするけど、この辺の人の言うことはシカトでいいかと。
普通の人は1回DVDに落としたら元データ要らないしね。
個人的には CPRM 非対応の機器でも再生したいのに地デジの番組は CPRM 非対応のメディアに書けないというのがちょっとマイナスかも。ただ、これも移行期特有の問題なので将来的には問題ではなくなる話。

B-CAS カードについては、存在する意味が分からない、というのが正直なところ。発行会社もテキトーなようだし。

画質はすごくいいです。デジタルなのでノイズによるチラつきや歪みがないのは当然ですが、解像度がほぼ4倍ってことですごい綺麗です。もうアナログ画質には戻れないかも。
画質が良い分、録画に使う容量も半端ない。ブルーレイディスクって、25GB もしくは 2層メディアだと50GB あるんですが、これに3時間、6時間しか入りません(最高画質の場合)。DVD にどれだけ入るかは DVD の容量が 1層で 4.8GB, 2層で 8.5GB ってことを考えると比較するのも無駄。
ということを考えると、地デジが普及するとブルーレイも当然普及すると思う。

DVD からの移行と言う意味では、規格が乱立した DVD は録画メディアとしては扱いにくいので、すんなりと行ってしまうと思う。DVD の規格を知ってる人は選んで買えるけど、知らない人は間違えるでしょう。
ブルーレイは規格が統一されていて、違いは書き換えの可、不可と1層、2層による容量の違いだけなのでどれを買っても問題ない。
対応が 1層のみ、BD-R のみ、という機器があるのかは知らんけど、買ってしまった人は先物買いしすぎたってことで諦めよう。

メディア容量が 50GB ってことなんで、デッキ本体のハードディスク容量も大きなものの方が使い勝手がいいです。ドラマを1クール溜めてからメディアに焼くとかすると、安い 250GB の機器だと足りないかもしれません。ドラマ1クール 12時間として 200GB弱使いますね。
1TB の機器とかありますが、ドラマを大量に見る人はそれでも足りないかも。または画質を下げて記録して、1クールを2層メディア1枚分の50GBに収めるのが賢い使い方。

編集については、CM カットなど、部分的な消去はデッキ上でできるので、こういった編集のためにコピー回数が減るってことはないです。シーンを切り貼りして並べ替えるとかは無理かも。


というわけで、B-CAS カードの不透明性や存続の可否が決まったら本格的な普及が始まるかと。2012年までに答えが出なかったら泥沼かな。

追っかけ再生など、チューナーの仕様はメーカー毎に差があるので、店員さんに聞こう。地デジ対応TVがあるなら同じメーカーのデッキ、TVが地デジ非対応なら Panasonic の Diga が俺的にはお勧め。録画中のチャンネル切り替え、2チューナー両方で追っかけ再生可、など一番自由度が高いのが Panasonic でした。


あと、インターネット経由での映画レンタルとかは未来を感じた。
12Mbps 回線推奨ってことなんでうちじゃ無理ですが。