2009/04/02(木)俺よりエディタを信じる漢

俺はコードの階層構造はエディタの自動インデントを信じる。自分では把握しないポリシーだ。(かっこよさ気に言う事じゃありませんね)

いつまでも未完成な BOD管理CGI を久しぶりに弄った。
いじっているうちに、すっごい根本から書き直した。
一番てっぺんの呼び出し元の仕様から変えないといけない変更を入れた。
よく考えてコードを書くときはボトムアップで書くので一番下の関数を書いた。
関数を置き換えるだけにすればいいのに元あった関数もいじった。その他整形のためとかちょこちょこいじった。
なんかバグった。

コードの階層構造は自分では把握しないのでエディタがインデントを入れるに任せるんだが(えらそーに言う事じゃありませんね)、エディタのインデントが崩れている。しかし周辺に何もおかしな記述が見つからない。そもそも perl インタプリタ自体は文法上のエラーを吐かないし、premature end of script とか言わないので構造自体には問題なさそうだ。最終的に帳尻があっているだけかもしれないが、さすがに闇雲にエディタのインデントが合うように調整、みたいな書き方はしないのでこれもないだろう。
しかし、Not a CODE reference at bod_manage.pl というのは関数を定義しているうえでこんな事を言われる以上、どこかで階層構造がイカれているような気がする。自力で深く考えずに勘でいうなら、呼び出している箇所か呼び出される先のスコープがどこかおかしな所に入っている。

emacs の場合は cperl-mode を使っているが、他のインテリジェントなエディタは何か見つけるかもしれない、と思いいろいろ試す。# 自力で読む気はないらしい。

Komodo Edit を入れてみた。Komodo Edit は Perl の大御所といえるであろう、Active State がリリースしている統合開発環境からエディタだけを抜き出したもの。
意外とつかえねー。階層構造をフォールディングできる部分はすばらしい。euc-jp に対応したら使ってみようと思う。euc-kr 対応で euc-jp 非対応ってどうなのよ。

perltidy で整形してみた。
狂っていたインデントが揃った。揃っちゃったよ、ぉぃ。

emacs に戻って perl-lint-mode を使ってみる。
$_ 使うなとか配列に対する暗黙のスカラーコンテキストによる評価とか細かい警告は出るが、最終的には Syntax OK. と出る。

桜エディタを使ってみた。
自動整形機能はついてないらしい。

やべーくらい夜更かしした、早朝ミーティングの前日深夜。
直った。
気にしてた関数と全然違う所で確かに、Not a CODE reference at bod_manage.plって言われてた。
意識した関数に引数として関数を渡してるはずの箇所に関数渡ってなかった。下のほうの処理と上からの処理をすり合わせた時にミスったらしい。結局自力で気づいたか...。
ぶっちゃけ、インデントと関係ない。

これだから Perl のいないメンバオブジェクトにアクセするとオブジェクトが勝手に生えるとか関数の引数に関数を入れられる(※)とかイやなんだ!使うけど!
あと Perl の自動インデント泣かせないろんな記号をやたらと使う所。正規表現の特殊記号とか使うとどうしても崩れる。perl-mode から cperl-mode に乗り換えてかなりよくやってくれるので油断してた。
(※)正確には引数の中で関数が評価されること。C でも関数ポインタを引数として渡すとかは可能。

perl-lint-mode が呼び出しているモジュールも理解してくれるとすぐ見つかったんだろう。
つうか、Perl の Warning で行数じゃなくオブジェクト名をずばりいってくれ。細木和子張りにずばり言ってくれ。

ちなみに、CGI 自体はまだまだ、いつまでも未完成です。
バックエンドを大幅に変える、そもそも開発言語を変える、という俺しか楽しくない変更もありうる。

うちの BOD の山がこなれて来たら完成を急ぐかもしれない。