2009/09/26(土)走ることとギターを弾くこと

ここ数日ギターを弾きまくっていた。普段からジャラジャラと弾き語ることはあるけど、16刻みあり、チョーキングありな感じで。

右手が詰まる、うまく振れない、疲れる。
左手が思った所に動かない、指先があっというまに痛くなる、水ぶくれになった。

普段から弾いていても、だらだらとコードストロークすることと本気なフレーズを弾くことはまったく違うんだと思った。
走ることと似てる。

中学時代は 3000m で 9:19、高校時代は 5km で 15:59 だったけど、走ることをやめて数ヶ月後にタイムトライアルをしようとしたときにはすでにまともなペースをキープすることもできなくなっていた。体が覚えているペースと実際の体力の差が激しかった。大学時代はバスケの 3on3 でほんの 3ゴール経過した頃には吐きそうなくらいバテていた。
中->高で伸びてないのは幽霊部員だったから。
それでも、ジョギングのペースなら今でも 10km 以上走ることはできる。

1km/4min でだらだらと走ることと 1km/3min で走ることはまったく違う。


走ろう、とは思わないけどギターは弾こうと思った。
でも水ぶくれが痛いので完治するまでお休み。チョーキングやスライドをしなくても押さえるだけで痛い。

2009/09/25(金)超絶アコースティックロック

前にテレビかなんかで観てしびれた。



ロドリーゴさんはメタル出身のギタリストだとこのくらい普通に弾くのかもしれないが、ガブリエーラさんのスタイルにめっちゃ惹かれる。普通に弾くかどうかはわからないがウマイことに違いはない。

なんでメタルギタリストはみんなマッチョなんだろう。
メタル=マッチョ
ロック=超細身
コア・パンク=めたぼ
な図式が俺の中にできつつある。

2009/09/21(月)歯茎から血が出ませんか

ギターを売ったお金で再びギターを買おう、という事で楽器屋さんで試奏してきた。目的は三角ネックはどんなもんなのか試すこと、と、実は今のギターの前は安物のいわゆる無難に売れることを目的にした ThinU ネックしか持った事がなかったので太丸ネックも試してみること。今のギターも安物ではないけど ThinU だし。

弾いてみたのはテレキャス三本。アンプはマーシャルとフェンダーで弾いてみた。
何で漫画のキャラクターモデルを選んだかっていうと、漫画は読んでないけどローズネック、塗装がさらさらのマットフィニッシュで好みだったから。

それぞれの感想:
TL55-TX
Texas Special ピックアップなので音が太いらしい。らしいというのは、コレを最初に弾いたんだけどどうやら今持ってるギターもハイパワーなピックアップが載っているので特に変わっているとは思わなかった。三角ネックは意外というか予想通りというか、とても・・・三角です。
三角ネックは握りこんだ時に確かに親指が5弦まで楽に届く。
クラシックグリップでも全然違和感はない。というか、あからさまに三角なのは 7f あたりまでなので単音フレーズには影響ないと思う。

TL55-US
こちらは US Vintage ピックアップで、いわゆるテレキャスターのピックアップ。確かに線が細い。トレブリーっていうよりは繊細?な感じというか、良くも悪くもフェンダーの 1弦2弦の細い頼りない音。低音弦がブリブリの太い音にならずいい感じ。
よくテレキャスは難しい、といわれるのはこのピックアップがピッキングのニュアンスをすごく拾うからなんだと思った。道理で何が難しいのか今までわかんなかったはずだ。

TL68-BECK
こちらも US Vintage ピックアップ。このギターはネックの形状、指板材や塗装以外の部分は TL55-US とほぼ同じスペック。同じスペックのはずなんだけど...やたらとトレブリー、ギャインギャイン。ピッキングにミスって強く引っ掛けたりしたら派手に目立ちそうで弾くのが怖い。
マーシャルでしか弾いてないんだけど、フェンダーでも多分そうだと思う。音のキャラクターが全く違った。
太丸ネックも握りこんで弾くのに困る事はない感じ。
ヘッド裏にBECKのロゴが入ってるのですごく人前に出しづらい。


太丸も三角も握りこみやすかった。三角の方が若干楽な程度。ネックグリップよりも指板のRが影響するのかもしれない。
今まで太いフレットしか触った事がないので細いフレットは違和感がある、まぁ慣れる。
で、Fender Japan も鳴るよ?本家に3倍も4倍も出すほどの違いがあるとは思えない。ちゃんと試奏して買えばいい。この値段で 1ピースボディなのでいい部材は使えてないだろうけど、組み込みとかはちゃんとしてると思う。

脚注:
製品紹介ではなく俺の主観なのと、あくまでも店頭に並んでいたギターを弾いただけなので個体差があります。BECK モデルもこのモデルの特徴ではなく個体差が激しい一本だったのかもしれません。

2009/09/16(水)フラッシュを焚くと眉毛が消える

妹が木村カエラのライブに行ってきたらしい。
生でもちゃんとうまいらしい。

ところで今、ギターを買おうか悩んでいる。
今のギターは見た目と音はいいんだけど、テレキャスの癖にネックが 400R の ThinU なのでえらく弾きづらい。
で、木村カエラと聞いてCAR のセル巻きテレキャスターを買おうかと思った。

が、このモデルにはトライアングルネックがない。実際にトライアングルが自分向きかは試奏してみないとわからないが、Uシェイプを弾いたときの感じではトライアングルの方がいいんじゃないかと思ってる。

悩んでいる。カエラギターが選べないことじゃなく、好みのネックが見つからないことを。

具体的にどういうネックがいいのかっていうと、
握り込めるトライアングルネックでローズ指板
塗装はさらさらなフィニッシュがいい、オイルフィニッシュか、サテンフィニッシュって言われるやつ

がいい。これはミッシェルに出会う前からの好み。ミッシェルに目を止めたきっかけもローズネックのテレを弾いてるっていうことだった気がする。
メイプルのぺちぺちした触感は好きじゃない。

ローズじゃテレキャスの音じゃない、という意見もあるだろうけど、俺はテレキャスの "芯をくりぬいた木を叩いたような" 中音域が好きなので、別に高音域が減ろうが構わん。そんな音だよね? 構わん、というか、好きな高音域のギャリギャリ感はブリッジによるものなのでネックによって出る差はどうでもいいっつーか、"いわゆるテレキャスの音" じゃなきゃっていう懐古趣味を持ち合わせていないっつーか。


"何年製のレプリカモデル" じゃなく、もっと柔軟にラインナップを広げてくれないものか。

悩む。