2013/05/08(水)ハクキンカイロお疲れ様、その前に

ハクキンカイロの季節が終わる。

シーズン最後の最後に来て、ついに火口の寿命と思われる火力不足が顕著になった。全然暖かくならない。干して乾燥させると火力が戻ったりしてたんだけど、いよいよそれでも火力が戻らなくなった。
これは、来シーズンは火口の交換が必要だろう。
火口を洗う、という策が残っていた。中性洗剤で洗うと火力が戻るらしい。
ここまで来ると触媒が酸化してしまっているんじゃないか、とか、洗うってどうなのよ、と思いつつ、今シーズンはもう出番は無いだろうし、ダメ元でやってみた。

小瓶に薄めた中性洗剤と火口を入れて、チャカチャカと振ってやると、煤のような、綿屑のようなものが出てくる。これで、触媒が傷んだりグラスファイバーの編みが緩んだら逆効果だと思いながらも、すすいで、一日程天日に干しておいた。

試しに着火してみると、ものすごい回復ぶり。がんがんに燃えるようになった。

特に、コールマンのエコクリーンは汚れが付く気がする。色つけに使われている青い染料は揮発するようになっているらしいけど、揮発性が石油より悪い上に、燃えないんじゃないだろうか。しばらく使っていると、カイロの淵の部分に青い染料が溜まる。同じ事が火口でも起きているとすれば、火力が弱まるのも当然だろう。