2009/09/04(金)音楽の嗜好

男の甲高い叫ぶ系の声が嫌いだ。
デジタルくさい音が嫌いだ。
空間系エフェクトのかかった音が嫌いだ。


なんかいないのか、と思って探し回っているうちに凛として時雨を見つけた。
上記の嗜好に沿うとばっちり嫌いなんだけど、なぜか気になる。

俺好み度:
声 0点。
演奏 80点。
生っぽさ 0点。
音質 60点。
歌詞 -80点。
でも総合 70点。みたいな。

歌詞が痛いのは致命的だ。この歳で「凛として時雨聴いてるよ」と言ったら信用をなくしそうなくらい。

しかし気になる。

2009/09/03(木)PODxt

PODxt を持ってる。
大学を卒業し、おっさんになり、そもそもプロなんぞ目指さずにやってただけに、仲間との別れがあっても今後もぬるりと楽器との戯れを続けていく。そのために、PC とギターを接続する機械が欲しかった時に見つけた。
Guitar Port というギター <-> PC のインタフェースがあり、POD では DSP 処理が本来担当する処理を PC 上のソフトウェアで賄う、といういわゆる POD の廉価版。
これを狙っていたが、「PCでやるとどうしても遅延がありますから、POD がお勧めですよ」と店員さんに言われて口車に乗った。

しばらく使い、調子の悪いところも出てきた。PODxt のアウトプットボリュームが調子悪い。位置によって片方聞こえない、とか、位置によってボリューム調整を無視して爆音で出力、とかになる。使うときはうまい場所を探して調整。
ヘッドフォンの端子だけがうまくないようで、LR アウトには影響ないっぽいので実用にはさほど問題ないレベル。

久しぶりに使って、ベースをつなげたりもしてみて、ベースのセッティングも欲しいなぁ。ほかのアンプヘッド、キャビネットも欲しいなぁ、と思う。
そして悩む。
  • 壊れかけの PODxt に 2万円の追加データを導入する
  • \40,000 で PODx3 を買う
PODx3 にはギター用の追加アンプ、モデル、エフェクタが最初から入っている。
ベース用のアンプ、キャビネットも最初から入っている。

買い増すのか、買い換えるのか、判断のギリギリの線に位置してる。
力を貯めて、PODx3 か。


Line6 POD は今更説明の必要もない アンプその他シミュレータ。
メインはプリアンプ、キャビネットのシミュレーションだけど、エフェクターもシミュレートされていて、往年の Rat なんかもある。歪み系だけでなく、コーラス、フランジャー、ディレイ、リバーブもついているのでマルチエフェクターっぽい使い方も可。別売りペダルを買えば、ワウ、ボリュームコントロールも操作できる。ボリュームコントロールは歪の前に置くか後ろに置くか変えられるので、ボリュームのブースターにするか、歪のブースターにするか、といったことも操作できる。

生に近い音を出すような人であれば、これ一つですべて済んでしまう。
それで \30,000強であれば安い買い物かも。アンプシミュレーターにRat, Tube Screamer といった名器が実用可能なレベルで付いて来るので安い買い物どころかお得すぎる。
シミュレーションとはいえ、メンテされた状態で往年の名器とされるチューブアンプの音を聴けるというのがすばらしい。普通はスタジオにあるものしか触れないからね。
ということで店員さんの口車に乗ったけど損した気はしなかった。

そもそも何が言いたかったかって、「Windows7 x64 で PODxt と GearBox が動いたよ」ってことです。

2009/09/01(火)楽器とタッチタイプ

ベースを弾いてたら小指の腹が打撲っぽくなりました。
そもそも小指の腹でベースの弦を押さえて指の先で4弦をミュートする、というのは無理があるのでブリッジミュートして押弦は指先ですべきなんだと思う。ブリッジミュートできる位置でピッキングするのはベースでは音質的にも重要な気がするし。
が、別にベーシストじゃないのでどうでもいいかも。

ギターやベースを弾いてて、ブリッジミュートにしろ、運指にしろ思うように動かなくなっているので困りものです。練習用フレーズを弾かないとダメか。

基礎練習、という意味で共通すると思ったのがタッチタイプ。
社会人何ヶ月目かの時に、上司に「タッチタイプできないのは大工さんがのみやかんなを使えないようなものだよ」と言われて練習した(かつてはプログラマでした)。
タイピングソフトを使ったりもしたけど、正確なタイプはさっぱりできるようにならなかった。
フリーソフトで素晴らしいタイピングゲーム Ozawa-ken
ゲームだとどうしてもキーボードを見てしまう。正しいタイプよりも高得点に目がいってしまい、タッチタイプの練習にはならなかった。

で、使ったのが GNU Typist
超地味、超単調、しかし身につく。
Windows 版もあるので、地味でも単調でも基礎を身に付けたい人は試してみるといいかも。


練習に的を絞ったフレーズを弾くことも大事、ということを Typist によるタッチタイプの習得が地味だけど近道である、ということを通して改めて認識した、というか、そんな感じ。
タッチタイプは一度習得したら継続的な練習はいらないし、難易度も低いので完全には重ねられないけど。