2020/12/12(土)一軸走法と二軸走法とナンバ走法とマンサンダル

ランニングの重心の置き方、足の運び方に一軸、二軸と言われるモノがある。

これのイメージがつかめないとか、切り替えられない、という人を多く見かける。
説明を見聞きしても、どういう状態か、の説明はあっても、どうすれば一軸で走れて、どうすれば二軸で走れるのかという説明をできている例は見つからない。

コレ、すっごい簡単な解答を見つけたかもしれない。
※ 効果には個人差があります。

一軸と二軸

前提として腕振りのアクセントに2パターンある。
前に上げた腕を振り下ろすときにアクセントを置くチョップ。
後ろから前に振り上げるときにアクセントを置くアッパー。



チョップのアクセントでは、アクセントの瞬間に腕と逆側の足が接地している。
重心が体の中心に寄って、路面の一本の線上に沿って前進する感覚になると思う。これが一軸。

アッパーのアクセントでは、アクセントの瞬間に腕と同じ側の足が接地している。
重心は右足右腕の真下、左足左腕の真下の2本の線上を通って前進する感覚になると思う。これが二軸。

これだけで一軸、二軸は切り替えられると思う。自分は切り替えられる。
誰か試してほしい。

ナンバ走法

ナンバというのは、右手右足を同じタイミングで前に出す動きを本来は指す。
実際は無理なので二軸走法を指してナンバと呼ぶ。
二軸を体感できたなら、これでスプリントを走れればナンバも体得した事になる。おめでとう。ありがとう。

と思いきや混乱させるこれ。
「一軸ナンバ」の誕生 byマンサンメソッドnext

ナンバとは二軸走法なのに一軸?

この動画の後半で語っている内容は、為末さんはそう思っていないかもしれないけど、近そうだ。
しかし、実現するための動作については抽象的、主観的で為末さん以外の人が再現するのは難しい。
為末さんは言語化の天才だと思ってるんだけど、彼の能力を以て説明しきれないこともある。


そしてこれを見る。


アッパーのアクセントに、この動画で説明している上体の旋回、腕ではなく肩甲骨でアクセントを付ける事を折りませていくと、左右に落ち込む感覚がなくなり、右手が右足を路面に押し付けるんだけど、重心が若干体の真下に寄って一軸とも二軸とも付かない感覚になる。
これかな?と思う。わからんけど。でもきっとそう。走ってて結構気持ちいいから。