2011/03/25(金)Androidを使った雑感

Honeycomb の話題も色々流れてて、今までよりもチェックするようになった。
Honeycomb のUIを見てると、PCに近づいて行く方向なのかな、と思う。

iProdって、PCではない事を主張して、その上でUIや周辺のフレームワークを作った事で成功したんだと思ってる。

Android も Apple の後追いにならないようにしつつ同じ方向を探らないと、『結局ネットブックでいいね』ってなっちゃう気がする。

例えば、iPhone4 は解像度が高い。でもワークスペースの広さは変わってない。アイコンが8x10とか並ばない。でも細かい文字が読めるし、画像が綺麗に表示できる。
PCユーザー相手だとこうは行かない。高解像度にしたのにワークスペースが広がらないんじゃ超怒る。iProdはではデスクトップには単なるラウンチャの役目だけを持たせて、仮想スクリーンやフォルダ機能を使うことでワークスペースの広さを不要にしてある。

翻ってAndroid。
デスクトップにウィジェットを置ける、数多く置ければ便利なので、大抵の人はグリッド全部が埋まるまでウィジェットを置くと思う。ラウンチャーを入れ替えてスゴイ量のウィジェットを置く人もいるはず。ウィジェットを大量に置くには解像度を上げる事が必要になるし、処理能力も必要。処理能力が必要ってことはバッテリも必要。
さらに、2.2からはスクローラブルウィジェットというのもある。ウィジェットなのに普通のアプリのように操作出来ちゃう。ウィジェットのくせに普通のアプリと同じくらい処理能力使っちゃう。

携帯向けAndroidではメニューボタンを押すことでメニューバーを呼び出していたけど、HoneycombのUIやそれに対応したアプリではメニューバーを出しっ放しにするのが主流のようだ。
ダサい。

コピペがしづらいとか、タッチ操作に最適化されたUIとして成熟度が低いのは今後に期待してるけど、そのゴールがPCと同じところにあるんならそんなモノいらないかも。

アイデアがあって、アイデアのために技術を振るったのがapple。
技術があって、技術のために技術を振るったのがgoogle。

誰にも見えてないものを見据えて、それを実現するのがapple。
誰にでも見えるものを誰よりも早く見つけて、誰よりも早く形にするのがgoogle。

どっちもすごいけど、appleカッコイイ。
Androidを使って一番強く実感したのが、iOSスゲェって事だったりする。


ところで、XVisionのバッテリインジケータがイカれた。充電中も放電中もずーっと同じ値を示してて、実際に何%なのかがわからない。再起動しても治らない。